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謎のVTuber・ミソシタがまさかのメジャーデビュー 独自の音楽ジャンル “ポエムコア”とは?

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 活動開始から半年も経たずにメジャーデビューが決まった謎のVTuber・ミソシタ。デビューアルバムがAmazon売れ筋ランキングアニメ部門で1位、ミュージック部門では宇多田ヒカルに続き2位にランクイン(6月12日時点)していることからも、その注目度の高さが伺える。本稿では謎に包まれたミソシタを紹介したい。

 今年3月、「ポエムコアを知ってるか? 闇の中で流行ってる」と突如YouTubeに現れたミソシタ。薄暗い部屋の中に佇むミソシタは、青い肌に長く伸びた頭部、露わになった乳房と奇々怪々とした出で立ちで、驚く視聴者も多かったはず。しかし、単なるキワモノVTuberというわけではなさそうだ。

バーチャルyoutuber ポエムコア『ミソシタ#1』

 “ポエムコア”はミソシタのプロデュースを行っているBOOLが、2012年ごろネットを通じて発表した音楽ジャンルだ。ラップともポエトリーリーディングとも微妙に異なり、詩を基にダークアンビエントなトラックを乗せていく。そしてポエムパートにおいて重要になってくるのが“闇”、“スケベ心”、“ナイフの様な自意識”という三大要素だ。

 ポエムコアは非常に流動的なジャンルで、近年ではトラップなどのビートが用いられ、ヒップホップに傾倒した曲も現れ始めている。実際、ミソシタの楽曲にもビートに乗せてラップする曲が存在する。これまで公開されたミソシタの楽曲は#1から#19まで、全てがポエムコアと言える。

 ミソシタのリリックにおいて重要な役割を果たしているのが“エロ本”だ。「今やスケベは簡単にネットで手に入る。だけどなあ、そこに魂はありますか? 生きてるか? 死んでるだろ」と、“エロ本”を片手に語りかけるミソシタ。かつては多くの男性が実際に手に取っていた“エロ本”を介して、なんでも簡単に見ることができる今のネット社会を揶揄しているようにも思える。

バーチャルyoutuber ポエムコア『ミソシタ#2』生と死について

 ミソシタは、自分のいるバーチャルの世界を“自由”だという。「『ミソシタ#8』エゴサーチ」で、性別を聞かれることが多いと話していたミソシタだが、「男とか女とか少女とか童貞とか、そりゃリアルのやつの概念だ」と一蹴している。堂々とバーチャルな存在であることをネタにしているのが、他のVTuberと異なるところだ。リアルからかけ離れているからこそ、“言ってしまえる”メッセージもあるだろう。

バーチャルyoutuber ポエムコア『ミソシタ#8』エゴサーチ

      

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