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30周年の今こそ『ロックマン』を始めてみよう 初心者にもオススメしたい、シリーズ入門ガイド

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 1987年12月17日、ファミリーコンピュータ用ソフトとして産声をあげたカプコン制作のアクションゲーム『ロックマン』は昨年、生誕30周年を迎えた。5月24日には、過去作をパッケージした『ロックマン クラシックス コレクション1、2』のNintendo Switch版が発売され、話題になっている。

 当時のシリーズ統括責任者のカプコン退社、ニンテンドー3DS用ソフトとしてのリリースが予定されていた『ロックマンDASH3(仮)』の開発中止と言った”事件”が起きた2010年下半期以降、シリーズはグッズ販売が展開の主軸となっていた。ゲームの新作はスマートフォン向けに『ロックマンXover(クロスオーバー)』が配信された程度と、事実上の休眠状態に陥っていたが、2016年の『ロックマン クラシックス コレクション』で静かに再始動。

ロックマン30周年記念&『ロックマン11』アナウンス映像

 翌2017年には続編『ロックマン クラシックス コレクション2』も発売され、同年12月には8年ぶりの完全新作『ロックマン11 運命の歯車!!』、派生シリーズ『ロックマンX(エックス)』の現行機版開発プロジェクト(※後に『ロックマンX アニバーサリーコレクション1、2』として告知)が発表され、本格的なシリーズ復活に向けて動き出した。初代『ロックマン』から現在に至るまで、シリーズを追い続けてきたプレイヤーにとっては、まさに待ちに待った展開と言える。筆者もその一人だ。

 しかし、長きにわたって新作が出なかったことで、ロックマンってどんなゲームか分からない、遊んだことがない、という世代も多くなったと思われる。正直なところ、『ロックマン クラシックスコレクション1、2』も、新作の『ロックマン11 運命の歯車!!』も、シリーズを知っているプレイヤー向けの作品というイメージは強い。

 だが、現在ほどロックマンを始めるのに最適な時代もない。筆者が初めてシリーズに触れた頃に比べれば、今からロックマンを始める方々は羨ましすぎると思うほど恵まれているのだ。この記事では、これからロックマンを始めたいプレイヤーに向けて、ゲーム内容とその特徴、どの作品から入っていくのがいいのかを紹介していきたい。参考になれば幸いだ。

 まず、『ロックマン』とはどんなゲームなのか。手短かつ、乱暴に言うなら「動いて飛んで敵を撃つゲーム」だ。横方向にプレイヤーの分身であるロックマンを動かし、行く手を阻む敵をショット(ロックバスター)で倒したり、仕掛けを乗り越えたりしていく。似たようなゲーム、それも有名どころで例えるなら、任天堂の『スーパーマリオブラザーズ』と一緒である。ただ、敵は踏めないので、同作のファイヤーマリオ状態で放てるファイヤーボールのような攻撃で倒していくことになる。

 ゲームの目的はステージ最後に待ち構えるボスを倒すことだ。ボスを倒せばステージクリアになる。シリーズによって少し違いもあるが、ボスは8体いて、その内の1体をゲーム開始前に選び、当人が待ち受けるステージを進んでいくことになる。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

 この特徴から明らかだが、本シリーズには「ステージセレクト」、攻略するステージを自由に選べるシステムがあって、プレイヤーが好きなところから始めることができる。どこを最初のステージとして、次はどこをやるかと言った順序を自由に決められるのだ。

 もう一つ、本シリーズを象徴するのが「特殊武器」。各ステージで待ち構えるボスを倒すと、ボスが使っていた武器をロックマンの武器として使えるようになる。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

 そして、この獲得した武器で特定のボスを攻撃すると、ショットで戦った時よりも大きなダメージを与えることができる。いわゆる「相性(弱点)」があるのだ。なので、手に入れた特殊武器を参考に弱点となるボスを次の攻略対象としていけば、スムーズにゲームが進んでいく。武器の活用法次第で難易度が大きく上下する要素が備わっているのである。

 これら二つがロックマン最大の売りで、同じタイプのゲームと一線を画すものになっている。この「特殊武器」、「相性(弱点)」の二つは、派生した別のロックマン作品にも形を変えつつ受け継がれていて、シリーズの遊びを象徴する要素となっている。ロックマンとは弱点を突いて戦うことが面白い(気持ちいい)ゲーム、と言っても過言ではないほどだ。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2018 ALL RIGHTS RESERVED.

 そして更なる象徴とも言えるのが難易度である。単刀直入に言い切ろう。ロックマンは難しいゲームだ。敵の攻撃を受けても「エネルギーゲージ」が空にならない限りは生き残れる、いわゆる「ダメージ方式」を採用しているとは言え、難しい。ステージでは足場ギリギリのところからジャンプしないと穴に真っ逆さまとなることが沢山あるほか、同じく接触すれば一瞬でロックマンがやられてしまう「針(トゲ)」をかいくぐっていく、文字通り針に糸を通すような動かし方が求められもする。

 ステージ最後に待ち構えるボスも弱点となる武器で戦えば比較的簡単に倒せるが、ショットで戦うとなると強い。相手がどのように動き、どんな攻撃を仕掛けてくるかをしっかり見きわめながら対応していかなければならない。それでもこのシリーズを遊んでみたい、どんなゲームか知りたいのであれば、ベストな選択肢がある。

      

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