ファーウェイ新製品、指紋認証で高速起動のハイエンドノート&エンタメ性に優れたタブレットに驚き

ファーウェイ新製品への驚き

 ファーウェイ・ジャパンが5月10日、都内で開かれた新製品発表会において、同社のハイエンドノートブックである「MateBook X Pro」「MateBook D」、およびハイエンドAndroidタブレット「MediaPad M5」、「MediaPad M5 Pro」を発表した。

 Windows 10を搭載したノートブック「MateBook X Pro」は国内で6月15日に発売する。市場想定価格は149,800円。同社が販売してきたクラムシェル型ノートブックで初めてフルタッチディスプレイを搭載したモデルだ。13.9インチ(3,000×2,000ドット)の高精細ディスプレイは色度域100%(sRGB)に加え、画面占有率は91%に達する。

 多くのノートブックが上部にインカメラを配置するなか、「MateBook X Pro」はキーボード中央上部に配置した。

ポップアップ式のインカメラ(100万画素)

 CPUはIntelの第8世代 Core i7 / i5を搭載。最上位モデルにはCore i7-8550Uを採用し、第7世代と比べて4割性能が向上したという。Dolby社のサウンド・システムのドルビー・アトモスを採用し、ツイーターを2基、サブウーハーを2基搭載することでよりクリアな高音と豊かな低音を再現できる。

 「MateBook X Pro」は、ファーウェイスマートフォンで培った技術が存分に活かされている。そのうちのひとつである指紋認証センサーは電源オフ状態から約7.8秒で起動し、スリープからの復帰に至っては約1.9秒での起動を実現した。

 基本仕様は次の通りだ。基本OSはWindows 10 Home 64bitとなり、CPUはIntel 8Gen Core i7-8550U / Intel 8Gen Core i5-8250Uの2つから選べる。内蔵ストレージは256 / 512GB SSD、メモリはLPDDR3 8 / 16GB。グラフィック性能はCore i7モデルがNVIDIA GeForce MX150(GDDR5 2GB)、Core i5モデルがIntel UHD Graphics 620だ。インターフェイスはUSB Cポートが2つ、Type-Aポートが1つ、ヘッドホンジャックが1つとなり、Thunderbolt 3に対応した。バッテリーは約12時間駆動で、Wi-Fiモデルオンリーとなる。

 「MateBook D」は5月18日より発売開始で、市場想定価格は87,800円だ。ディスプレイサイズは15.6インチ(1,920×1,080ドット)でタッチ操作には対応しない。Dolby社のサウンド・システムであるドルビー・アトモスに対応し、奥行きのある高音質なサウンド体験が可能となる。CPUは第8世代 Intel Core i7 / i5を採用しており、「MateBook X Pro」と同一のチップセットが使われている。

丸みを帯びたアルミボディが特徴的だ

 基本仕様は次の通り。基本OSはWindows 10 Home 64bitとなり、CPUはCPUはIntel 8Gen Core i7-8550U / Intel 8Gen Core i5-8250Uの2つから選べる。内蔵ストレージはCore i7モデルが128GB SSD+1TBのHDDの組み合わせからなり、Core i5は1TB HDDだ。メモリはDDR 8GBで16GBモデルは存在しない。グラフィック性能はCore i7モデルがNVIDIA GeForce MX150(GDDR5 2GB)、Core i5モデルがIntel UHD Graphics 620だ。インターフェイスはUSB Cポートが2つ、USB Aポートが1つ、ヘッドホンジャックが1つとなり、Thunderbolt 3には対応しない。バッテリー駆動時間は約8.5時間で、Wi-Fiモデルオンリーとなる。

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