『エルピス』最終回の鍵は斎藤

『エルピス』村井の怒りに見えた一筋の希望 最終回の鍵を握るのは鈴木亮平演じる斎藤

ついに村井(岡部たかし)が吠えた。そして、それを見た浅川(長澤まさみ)はとても美しい涙を一筋こぼした。  いよいよ12月26日…

眞栄田郷敦の“覚醒”が『エルピス』を牽引

眞栄田郷敦の“覚醒”が『エルピス』を牽引 浅川と岸本の“縦走”の行き着く場所は?

正しいことは、1人ではできないものなのかもしれない。人の心は簡単に折れる。人は易きに流されるし、どんな反骨心も呆気なく権力に屈す…

『エルピス』が描く“正しさの狂気”

『エルピス』“正しさの狂気”に呑まれているのは視聴者自身か 長澤まさみの眩しさと危うさ

「その話をするなら、僕はまずこの店を閉めなければ。シャッターを下ろして鍵を閉め、この電気を消し、そしてあなたが聞くというのなら話…

『エルピス』は現代人の“再生の水”に

『エルピス』は現代人の“再生の水”となるか 佐野亜裕美Pが2人のテレビマンに込めた願い

諸説あるが、人間の体内の水は1〜2カ月で入れ替わるという。  浅川恵那(長澤まさみ)はああやってミネラルウォーターを飲むことで…

野木亜紀子のドラマは何を描いた?

脚本家・野木亜紀子のドラマは何を描き出したのか? 7人の評論家の視点から見えてきたもの

2016年に放送され、社会現象を巻き起こしたテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(以下『逃げ恥』)。新垣結衣主演、星野源が相手…

評論集『脚本家・野木亜紀子の時代』刊行決定

『重版出来!』『逃げ恥』『MIU404』……ドラマ評論家7名が考察した書籍『脚本家・野木亜紀子の時代』刊行へ

脚本家・野木亜紀子が手掛けた大ヒットTVドラマ7作品を、気鋭のドラマ評論家7名が考察する評論集『脚本家・野木亜紀子の時代』が、7…

『きれいのくに』加藤拓也の底知れなさ

『きれいのくに』に滲む作家・加藤拓也の底知れなさ “10代”と“夫婦”、2つの得意手

『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)の坂元裕二、『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK総合)の渡辺…

藤谷千明×横川良明、オタク対談

藤谷千明×横川良明が語る、オタクとして楽しく生きる方法 「推し活動だって生涯続けられるのかもしれない」

オタクとして楽しく生きるには、どうすればいいか。そのヒントになりそうな本が2つ揃った。女性4人でのシェアハウス生活の始まりを書い…

『その女、ジルバ』が描く笑うことの大切さ

『その女、ジルバ』が教えてくれる“笑うこと”の大切さ 心に染みる熟女バーの人々の言葉

人生は、辛いことが多い。思い通りにいかないこと。信じていた人に裏切られること。大切な人を喪うこと。心が折れそうになることはいっぱ…

『チェリまほ』3つの愛されポイント

赤楚衛二×町田啓太『チェリまほ』はなぜ熱狂を生んだ? 3つの愛されポイントを紐解く

『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(通称:チェリまほ)(テレビ東京系)が今、熱狂を生みつつある。  原作は豊田悠によ…

有村×岡田『中学聖日記』の中毒性の秘密

『中学聖日記』は「なりたい自分」を模索する物語だった 有村架純×岡田健史の名演に寄せて

たとえ視聴率が芳しくなくても、ファンから一途に愛され続ける作品がある。どんなに時間が流れても、いつまでも語り継がれる作品がある。…

時代を先取りしていた『ハケンの品格』

篠原涼子×大泉洋が織りなす“お節介型ラブコメ” 時代を先取りしていた『ハケンの品格』

13年ぶりの復活が話題を呼んでいる『ハケンの品格』(日本テレビ系)。時給3000円のスーパーハケン・大前春子(篠原涼子)の活躍を…

“30分ドラマ”、なぜ今の時代にフィット?

“30分ドラマ”、なぜ今の時代にフィット? 視聴者にとって「あっという間」の快感

1月期ドラマも最終回を迎え、『テセウスの船』『恋はつづくよどこまでも』(ともにTBS系)の2大ドラマが、視聴率・話題の両面でリー…

『心の傷を癒す~』を観て考えるべきこと

『心の傷を癒すということ』からにじみ出るつくり手たちの誠意 2020年の私たちが考えるべきこと

いいドラマをつくる上で大切なのは、「誠意」なんだと思う。  扱う題材に対して。自分たちの表現に対して。観てくれる人たちに対して…