作品評の記事一覧

(2301件)

公開中の話題作を中心に、幅広い作品を映画評論家・ライターが徹底レビュー。

『ブラックパンサー』リアーナが紡ぐテーマ

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』リアーナが紡いだ“新しいテーマ”を考察

11月11日より公開中の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022年)。前作『ブラックパンサー』(2018年)は、作…

『ストレンジ・ワールド』が描く重要なテーマ

『ストレンジ・ワールド』がいま公開される意義 描かれた家族3世代の考え方の違い

想像もつかない不思議な光景が広がり、見たこともない生物が活動する世界。自分たちの常識や既存の考え方が通用しない世界。そんな場所で…

『バルド』はイニャリトゥ版『8 1/2』

『バルド、偽りの記録と一握りの真実』はアレハンドロ・G・イニャリトゥによる『8 1/2』か

『アモーレス・ペロス』(2000年)で鮮烈な長編デビューを果たし、アカデミー賞作品賞を受賞した『バードマン あるいは(無知がもた…

『魔法にかけられて2』“おとぎ話”の問題点

『魔法にかけられて2』が描く“おとぎ話”の問題点 15年前の前作からの変化とは?

現代のニューヨークにディズニープリンセスがやってきて大騒動が巻き起こる実写映画『魔法にかけられて』(2007年)は、そのユニーク…

『ミセス・ハリス』夢見ることの素晴らしさ

50年代のディオールを堪能 『ミセス・ハリス、パリへ行く』が伝える夢見ることの大切さ

「ロンドンから、家政婦さんがドレスを買いにきたわよ!」  世界的ファッションブランド「ディオール」のメゾンにて、お針子たち、フ…

『ブラックパンサー』続編なぜ戸惑う内容に?

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が戸惑うような展開になった理由

公開当時、史上最高の興行収入を記録するヒーロー映画となった『ブラックパンサー』(2018年)は、アフリカ系のキャストや監督が中心…

『そして、バトンは渡された』が築く人間関係

『そして、バトンは渡された』は“ミステリー的”? 永野芽郁が築いていく温かな人間関係

その“人を想う心”が観る者の胸を打つーー。  およそ1年前に公開され、広く話題となった映画『そして、バトンは渡された』が日本テ…

『グッド・ナース』が描く“おそるべき脅威”

エディ・レッドメインが圧巻の演技を披露 『グッド・ナース』が描いた“おそるべき脅威”

困窮するシングルマザーの看護師(ナース)と、何かと彼女を助けようとする、親切な同僚男性。この二人の看護師の物語を描く『グッド・ナ…

『ブレット・トレイン』の癖になる日本描写

ありえない日本描写がクセになる 推しキャラを作って楽しむ『ブレット・トレイン』

伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』(角川書店)を原作に実写映画化したブラッド・ピット主演のアクション映画『ブレット・トレイン』。…

『アムステルダム』豪華キャストの演技合戦

豪華キャストによる演技合戦が圧巻! 『アムステルダム』の合言葉が意味するもの

  「アムステルダム」。映画のタイトルにもなっているその言葉は、3人組のメインキャラクターが劇中で何度も口にする、想い出の土地の…

ヒップホップとスケートボードの蜜月の始まり

ヒップホップとスケートボードの蜜月を記録 『All the Streets Are Silent』から得るヒント

東京五輪で新競技として採用され、日本代表も好成績をおさめたこともあってか、2020年以降、スケートボードの知名度や需要は、(特に…

『ウェアウルフ・バイ・ナイト』の意義を考察

マーベル・スタジオ“初のホラー作品” 『ウェアウルフ・バイ・ナイト』にみる新たな可能性

ディズニープラスからハロウィンのシーズンに合わせて配信された『マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・…