目が離せない最終回に? 『チア☆ダン』土屋太鳳、怪我が原因で石井杏奈ら“Rockets”と衝突

『チア☆ダン』目が離せない最終回に?

 関西予選大会に入賞し、全国大会に出場する権利を得た福井西高校チアダンス部「Rockets」。全国大会まで40日となったタイミングで、わかば(土屋太鳳)は右脚に違和感を感じ、コーチでもある姉のあおい(新木優子)に付き添われて病院に。そこで言い渡されたのは靭帯が損傷してしまっているという衝撃の診断結果。たちまち全国大会に出場することが危うい状況に追い込まれてしまうのだ。

 部の創設から廃部の危機など様々なストーリーが展開してきたTBS系金曜ドラマ『チア☆ダン』。先週は中枢メンバーのひとり汐里(石井杏奈)に思いもよらぬピンチが訪れたが、9月7日に放送された第9話では、ついに本作の主人公でありRocketsのキャプテンであるわかばにフォーカスが当たる。怪我で迷惑をかけられないとチームから外れ、メンバーのサポートに当たろうと躍起になる彼女に、Rocketsのメンバー、とくにわかばと共に苦難を乗り越えてきた創設メンバーたちは冷たい言葉をぶつけるのだ。

 「ベストなメンバーがベストな状態で」「踊られんかって、わたしはRocketsのメンバーや」「一番大事なのはRocketsがJETSに勝つこと」と、わかばが発する言葉のひとつひとつは、チーム全員の努力を見てきたからこそ言えるリーダーとしての言葉であろう。それに対して、汐里は「みんなで一緒に踊れるのは最後」「余計なこと考えないで1分1秒でも早くその膝治して」と、“仲間”としての言葉をわかばに投げかける。もっとも、汐里の性格的には“全員一緒に踊る”ということと“JETSに勝って全米に行く”ということが両立できるという強い確信があっての言葉にも聞こえる。

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