間宮祥太朗が永野芽郁の“希望”に 『半分、青い。』鈴愛の恋愛遍歴を振り返る

『半分、青い。』鈴愛の恋愛遍歴を振り返る

 雨の中での涼次のプロポーズに、鈴愛は「ミートゥー」と答え、ユーコもボクテも、弟の草太(上村海成)も、涼次のルームメイトの元住吉祥平(斎藤工)も、皆が呆れるくらいのラブラブっぷりで、2人は結婚というゴールに向かっていく。「恋は盲目」とはよく言ったもので、涼次が元住吉の下で助監督という位置にいることや、“3オバ”こと涼次を溺愛する藤村三姉妹の存在、仕舞いには「僕は。」の詩が元住吉の映画『追憶のカタツムリ2』のナレーションだったことにも、鈴愛は「言い出せなくてビクビクしてた」ことが許せる、いっそもっと好きと語り出す。

 第15週のラストは、楡野家に挨拶に来た涼次が、かしこまった空気がツボに入ったと笑い出すところで終わる。第16週「抱きしめたい!」は、予告に映し出されている通りに、ついに鈴愛と涼次が結婚を終え夫婦となる。しかし、先述した通りに不穏な空気はすでに立ち込めており、鈴愛がいかにして様々な困難を越えていけるかが、これからの見どころになっていきそうだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』
平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>
作:北川悦吏子
出演:永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一/佐藤健、原田知世、谷原章介/余貴美子、風吹ジュン、中村雅俊/豊川悦司、井川遥、清野菜名、志尊淳、中村倫也、古畑星夏
制作統括:勝田夏子
プロデューサー:松園武大
演出:田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

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