>  > X-MEN映画としての『デッドプール2』

『アベンジャーズ4』のお手本に? 『デッドプール2』は“X-MEN映画”としても進化している

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 いよいよ『デッドプール2』が公開されました! 前作以上のバイオレンス・アクション、スケール、ギャグ、そして今回は他のマーベル、DC映画をこれまたかなり”いじって”ます。それらを見つけ出すのもポイントですね。しかし今度の『デッドプール2』、前作の良さは残しつつも前作とは異なるテイストの映画です。

 もともとデッドプールは、X-MENのコミックのキャラクターであり、従ってデッドプールの映画は、X-MEN映画の1バリエーション、スピンオフです。けれど前作は、確かにミュータントという設定やX-MENは出てくるけど、基本はデッドプールことウェイド・ウィルソンという男の復讐劇であり、敵も(確かにミュータントがボスではありますが)犯罪組織だったわけです。なのでスーパーヒーロー映画というより、アクション映画に近かったような気がします。

 しかし、本作はタイムトラベルで未来からやってきたミュータントと戦うし、また個人的な復讐劇ではなく少年の命を守る、というまさにヒーローとして活躍。そう今回は、よりスーパーヒーロー映画に近づいた、のです。『デッドプール2』も『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』並みに大変な展開になりますが、今回デッドプールがそれをどう解決するのか?も見もの。『アベンジャーズ4』のお手本になる?(笑)

 でも繰り返しになりますが、デッドプールの映画らしい”過激な楽しさ”は健在なのでご安心ください。

 そしてX-MEN映画の新しい可能性を見せてくれた作品になりました。今回は登場するX-MEN系のキャラも増えており(とてもアイコニックなX-MENのスーパーヴィランも登場!)、前作以上に”X-MEN映画している”感じです。今回の『デッドプール2』をX-MEN映画としてみたとき、今までのX-MEN映画と異なるのは、アクションがメインになっている、ということです。X-MENというのは、その根底に、人種差別やダイバーシティの問題を“迫害されるミュータント”という形で描いているため、ドラマ部分が強い。

 そのドラマの重さとヒーロー映画に期待する超人同士のスーパーバトルをどう描くかのバランスに気を使ってきました。けれど今回の『デッドプール2』に登場するミュータントたちは、そもそも自分がミュータントであることにそんなに悩んでいなくて、派手に暴れまわってくれます。

      

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