King & Prince 永瀬廉主演『うちの執事が言うことには』映画化決定 神宮寺勇太も銀幕デビュー

永瀬廉主演『うちの執事が言うことには』公開

 高里椎奈原作の小説『うちの執事が言うことには』が、King & Princeの永瀬廉主演で映画化され、同じくKing & Princeの神宮寺勇太も出演することが決定した。

小説『うちの執事が言うことには』

 本作の主人公は、名門・烏丸家の御曹司・烏丸花穎。留学先の英国から帰国した彼を待っていたのは、全幅の信頼を寄せる老執事の鳳ではなく、仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬だった。行方をくらました花穎の父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎が、自身に降りかかる上流階級の陰謀に立ち向かっていく。 

 本作が映画初主演となる永瀬が演じるのは、イギリス帰りのメガネ男子で、社交界の名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎。イギリス留学から帰国すると、日本が誇る名門・烏丸家の家督を継ぐようにと突然父から命ぜられた花穎は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業するほど頭脳明晰で、色彩に関して特別な能力を備えているという設定だ。上流階級という設定のため、永瀬は日本バトラー&コンシェルジュ代表の新井直之氏に所作指導を受け、セレブにふさわしく、優雅に振る舞う演技に挑む。一方、神宮寺は、名門・赤目家の御曹司で大学生ながらスイーツ店のオーナーも務める赤目刻弥役で銀幕デビューを果たす。

 東映株式会社取締役企画調整部長の村松秀信氏は、「今最も話題の『King & Prince』。そのメンバーである永瀬廉さんは、誰もが認める端正なルックスと誰からも愛される柔らかで朗らかな好青年。そのキャラクターが、本作品の戸惑い・悩みながらも名家の当主に成長していく主人公・花穎に重なり、来年成人を迎え、今回映画初主演になる永瀬廉さんにお願いしました」と、永瀬の起用理由を語っている。

 監督を務めるのは、『白鳥麗子でございます! THE MOVIE』やNetflixオリジナルドラマ『火花』で知られる久万真路。『ツレがうつになりまして。』、『グラスホッパー』の青島武が脚本を担当する。

 5月17日にクランクインし、6月下旬まで関東近郊にて撮影が敢行される本作。公開は2019年を予定している。

永瀬廉 コメント

この話を頂いたときはビックリしましたが、とても嬉しかったです。初主演という事で不安もありますが、脚本を何度も読み込んでいるうちに楽しみという気持ちが日に日に大きくなっていき、撮影するのが待ち遠しいです。
今回、僕が演じさせて頂く花穎という人物は、一見わがままのようでいて、とても優しい人間です。また、色彩感知能力が高いという少し変わった能力を持ち合わせています。父親の命で突然当主となり、初めは息の合わない執事ともいくつものトラブルを解決しながら人として成長していき、優しさや温かい部分もしっかり表現出来たらと思います。久万監督としっかりコミュニケーションをとらせて頂く中で、監督が求めるものに応えていけるよう1シーン1カット、全力で挑んでいきたいと思います。共演者の皆様からもたくさんの事を吸収し、この作品を通して花穎と共に自分も成長していけるよう頑張ります。

神宮寺勇太 コメント

今回、出演のお話を頂いて、僕は映画が初めてだったので、とても嬉しかったです。僕が演じる赤目刻弥という役は、主人公の花穎に親しみを持って近づいていくお兄ちゃん的存在でありながら、実はミステリアスで謎が多いキャラクターです。また、花穎役がメンバーの永瀬廉なので、普段から本人に優しく接してみたり、冷たく接してみたりして、役づくりをしています。映画出演が初めてなので不慣れなことも多いですが、考えて考えて考え抜き、この赤目という役を演じていきたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてほしいです。

久万真路監督 コメント

永瀬君が持っている透明感と人懐っこさは、イノセントな花穎のイメージにピッタリ
です。初主演ということもあって、永瀬君の意気込みは相当なものです。
しっかりとタッグを組んで、原作の魅力を越える皆さんの心に届く作品にしたいと思います。

原作・高里椎奈 コメント

本は、本の形にして読者さんに届けて頂き、 読んでくださる方がいて、初めて存在することができます。 その上、更に多くの方に携わって頂き、 映像という新たな形で表現して頂けることは光栄で、とても嬉しいです。ありがとうございます。 威厳を持ちたいけれど自信のない新米当主が永瀬廉さんによってどんな表情を持つ主人公になるのか、一筋縄ではいかない人々と彼らの世界が再構築され、拝見できる日を楽しみにしております。

■公開情報
『うちの執事が言うことには』
2019年全国順次公開
出演:永瀬廉、神宮寺勇太
原作:高里椎奈『うちの執事が言うことには』(角川文庫刊)
監督:久万真路
脚本:青島武
配給:東映

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