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宇野維正の興行ランキング一刀両断!

世界中であらゆる記録を更新中『インフィニティ・ウォー』も、日本では動員ランキング初登場2位

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 4月最終週に中国などの一部の国を除いた世界各国で公開されて、数々のオープニング記録を塗り替えた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も、日本では『名探偵コナン ゼロの執行人』に阻まれて週末の動員ランキングでは初登場2位にとどまった。アメリカではオープニング3日間で2億5820万ドル(約284億円)の興収をあげて、事前には超えられないと予想されていた2015年12月の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の記録を更新。その時も日本だけは『妖怪ウォッチ』の新作が動員1位で、それがニュースとして世界中に発信されて衝撃を与えたわけだが、その歴史が繰り返されたわけだ。

 4月28日、29日の『名探偵コナン ゼロの執行人』の動員は45万3000人、興収は6億1000万円。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の動員43万7000人、興収は6億7200万円。IMAXのスクリーンの比率の高さを背景にさすがに興収では上回ったものの、『名探偵コナン ゼロの執行人』は公開3週目である。このところ日本におけるアメコミ・ヒーロー映画の成績が初週に偏っていることをふまえても、今後も『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が1位になることはないだろう。

 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開初日4月27日から4月30日までの4日間の累計は動員83万6000人、興収12億6000万円。この数字をもってして「大ヒット」と謳うことはもちろん間違いではないのだが、気になるのは2015年7月に公開された(『アベンジャーズ』としての)前作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』と比べても90%程度の成績であることだ。マーベル・シネマティック・ユニバース作品としては、直前の2月に公開(日本公開は3月1日)された『ブラックパンサー』が世界中で歴史的大ヒットを記録したばかり。アメリカで同作は『タイタニック』を抜いて歴代興収記録3位(上は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『アバター』のみ)の作品となったわけだが、その余韻の国内外の濃淡が、今回の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではそのまま数字となって表れたわけだ。

      

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