>  > 『半分、青い。』佐藤健インタビュー

『半分、青い。』佐藤健が明かす、永野芽郁との関係「“仲のいい人”と“好きな人”の中間くらい」

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

演じる律というキャラクターに関して

佐藤:まだ今のところ律が僕自身の年齢を上回るところまで(撮影は)いっていないのですが、高校生から40代まで年齢を重ねていくことに関しては、今のところはあまり意識していません。でもこれからその意識が必要になってくるかもしれませんね。

ーー律というキャラクターにはどんな印象を持ちましたか?

佐藤:最初に律に触れたときは、自分に近いなと思いました。だから自然体で演じて、自分の素が出てもいいのかなと。自分と律の重なる要素は多いです。

ーー北川さんが当て書きをしている影響も大きそうですね。

佐藤:「役者の実態が掴めないと書けない」と北川さんはおっしゃっていたので、それはあると思います。でも、お会いする前から書いていただいていたにも関わらず、重なる部分が多かったのは不思議だなと思いました。律はロボットを作ろうとしているなど思考が理系なのですが、彼の興味を持つことが、自分の興味と重なる部分が多いんです。あとは、周囲に対してどこか冷静でいてしまうところですね。

ーー律の魅力はどこにあると思いますか?

佐藤:律が動くことでその人生を体現するのではなく、周りのキャラクターの存在によって律というキャラクターが浮き上がってくる、そんな印象です。律は素敵な性格で、優しいし頭もいい。魅力的な人物であるのは間違いありません。ただ、律に関するエピソードを、周囲の律への期待が上回っている気がするんです。そこが難しくもあり、自分の力で埋めないといけないなと思っている部分です。これは台本を読んでいて今まで感じたことのないプレッシャーであり、ハードルでもあります。だから現場では、あるエピソードに律が身を投じることで魅力を出そうとするのではなく、周囲からの期待を身に纏える存在でいたいなと思っています。

共演者との関係性


ーー鈴愛と律の関係性は重要ですよね。恋愛感情とは違う形でお互いに想い合っていて、複雑で難しいと思います。そこはどう捉えていますか?

佐藤:目指している形としては、恋愛するタイミングを逃してしまった2人であって、“すごく仲のいい人”と“好きな人”の中間くらいなイメージです。できるだけ肌の接触がないようにだとか、距離感には気をつけています。律としてもそこを気にしているところがあって、それを考えると、鈴愛のことを女として意識しているんだろうなと思いながら演じています。でも若さ故に、気持ちに気付けなかったりだとか、気持ちに蓋をしてしまっていたりするんじゃないかと。

ーー鈴愛役の永野芽郁さんとの関係性はどうですか?

佐藤:現場ですごく話しますし、仲良くやっています。東京では、朝井正人(中村倫也)も絡んでくるので、鈴愛と正人の2人のシーンを撮るときはお互いに冷たくなります(笑)。

ーー幼なじみの雰囲気はすぐに作れたようですね。

佐藤:最初から話しやすかったですし、自然体でいられました。だから逆に言えば、話さなくてもいいし、気を張る必要がなかったですね

ーー岐阜パートでのロケはいかがでしたか?

佐藤:律はバスケ部という設定なので、バスケシーンを撮ったのですが、僕自身はこれまでほとんどバスケをやってこなかったので、人生で初めてたくさんバスケをやりました。なのでクランクイン前はバスケの練習をかなりやっていましたね。それが大変でした。

ーー岐阜編と東京編では出演者もガラリと変わります。気持ちの変化などもありそうですね。

佐藤:豊川悦司さんが登場することで空気が変わったりすることはありますけど、どちらも鈴愛との共演シーンが多いですし、僕自身が気持ちの面で何か変えていこうとしたことはなかったですね。

ーー豊川さんとの共演はどうですか?

佐藤:秋風先生は実際に動いて喋っているところが想像のつかないようなキャラクターですし、どうやって演じるんだろうなと思っていたんです。でも豊川さんが演じられるとすごく自然で。「こういう人いるよなあ」と思えたし、「あっ、秋風羽織だ」と思えて感動しました。

伊藤清(古畑星夏)

ーー律が高校時代に運命的な出会いをする伊藤清(古畑星夏)も出てきますし、東京編の見どころは鈴愛の恋と律の恋だと思います。

佐藤:清といるときの律と、鈴愛といるときの律は違うんですよね。だから鈴愛と律の関係を応援してくれている人たちにとってはちょっと寂しく感じてしまうかもしれません。彼女たち2人のシーンは東京編最大の見どころなのではないかと思います。ぜひ楽しみにしていてほしいです。

(取材・文=折田侑駿)

■放送情報
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』
平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>
作:北川悦吏子
出演:永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一/佐藤健、原田知世、谷原章介/余貴美子、風吹ジュン、中村雅俊/豊川悦司、井川遥、清野菜名、志尊淳、中村倫也、古畑星夏
制作統括:勝田夏子
プロデューサー:松園武大
演出:田中健二、土井祥平、橋爪紳一朗ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/

      

「『半分、青い。』佐藤健が明かす、永野芽郁との関係「“仲のいい人”と“好きな人”の中間くらい」」のページです。の最新ニュースで映画をもっと楽しく!「リアルサウンド 映画部」は、映画・ドラマ情報とレビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版