>  >  > 劇団ひとり、ジョン万次郎役を熱演

劇団ひとり、まるでルー大柴!? 『西郷どん』土佐弁、英語を駆使してジョン万次郎役を熱演

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本の方言の中でも、薩摩弁は特に難解さを極める方言であり、その薩摩を舞台にした『西郷どん』(NHK総合)は、ファンの間で“字幕推奨”とも言われている。第6回「謎の漂流者」では、西郷吉之助(鈴木亮平)が入れられた牢で出会う“漂流者”改め、ジョン万次郎(劇団ひとり)が登場する。薩摩弁に英語、加えて土佐弁が入り混じるという事態に、筆者も思わずテレビの字幕をオンに設定。片言の会話が飛び交う、大河ドラマとしては奇妙な回となった。

 ジョン万次郎は、土佐の漁師として生まれ、嵐で漂流した末にそのまま渡米。土佐にいる母親に会うべく、日本に帰国し一時期を薩摩藩で過ごした数奇な男である。本当のことを話したら死罪になると思ったジョン万次郎は、かたくなに英語で会話をし続ける。牢の中で口ずさんでいたのは映画『火垂るの墓』の挿入曲としても有名なイングランド民謡「Home! Sweet Home!」(「埴生の宿」)。ジョン万次郎が故郷・土佐を思い続けていたことが分かる1曲だ。彼は吉之助らに助けれられ、そこで母親の子守歌を聞き「おっかぁ……おっかぁ」とつぶやいてしまうことで、素性がばれる。そこから、ジョン万次郎は英語交じりの土佐弁を解放するのだ。

 「アメリカのウェルシップに助けられたがよ」「ホームに残したおかあのことが心残りで」「親も家も関わらん。好いた者同士で結ばれるががラブじゃき」「鉄を作るファクトリーがない。ほんじゃき、スチームで動くエンジンも作れん」「わしみたいなもんでも精進を重ねたら、金持ちやちプレジデントやちなれるがです」。ジョン万次郎が吉之助、斉彬(渡辺謙)と話した会話からは、まるでルー大柴を彷彿とさせるユニークさが醸し出された。演じた劇団ひとり本人も「週刊 西郷どん」のインタビューの中でその要素に触れている。加えて、土佐弁の方言にも苦労したようだが、言語だけではなくその“演技”も非常に印象的だった。

      
レビューする

【投稿前の注意事項】

・投稿していただいたレビューは全て編集部で確認させていただき、承認させていただいたもののみを掲載させていただきます。

・Real Soundの編集ポリシーにもとづき、投稿していただいたレビューに編集が加わる場合がございます。

※投稿していただいたレビューは全て上記に同意していただいたものとみなします。

※メールアドレスは表示されません。

「劇団ひとり、まるでルー大柴!? 『西郷どん』土佐弁、英語を駆使してジョン万次郎役を熱演」のページです。の最新ニュースで映画をもっと楽しく!「リアルサウンド 映画部」は、映画・ドラマ情報とレビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版