波瑠が千葉雄大に悲しいキス 『もみ消して冬』ついにラブコメ突入か!?

波瑠が千葉雄大に悲しいキス

 朝ドラ『あさが来た』(NHK)に始まり、昨年は第41回エランドール賞新人賞、第93回テレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞を受賞するなど、今女優として波に乗っている波瑠。『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)でもヒロイン格に抜擢されている。天真爛漫な少女から不倫に溺れる人妻、そして本作で演じている才色兼備ドS弁護士まで、その演技の幅は彼女の多彩なキャリアからくるものだろう。

 波瑠は2004年に芸能界入り、2006年に『14才の母』(日本テレビ系)で連ドラデビューをするものの、当時はまだ主演級を演じることはなかった。だが、『14才の母』の志田未来をはじめ、映画『恋空』の新垣結衣、映画『女の子ものがたり』の深津絵里など実力のある女優と共演することで、その力をつけてきた。

 また、『セブンティーン』『non-no』(共に、集英社発行)でファッションモデルを務め、『I miss you/MESSAGE〜明日の僕へ〜』でCDデビュー、FUNKY MONKEY BABYS、indigo la EndなどアーティストのMV出演などその活動は多岐にわたる。他にも『A-Studio』(TBS系)ではMC笑福亭鶴瓶のアシスタント、映画『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』では声優にも挑戦した。

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 こうした様々な経験と幅広い人たちとの関わりが、波瑠の女優としての成長を後押しし、それが朝ドラのヒロインデビューや多くの賞受賞という結果に繋がったのではないだろうか。

 『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』では、キツい性格の“美”と“知”を兼ね備えた敏腕弁護士・千晶役で、弟の秀作(山田涼介)にも鋭い目つきで怒鳴りつける姿を見せてきた波瑠。しかし、2月3日に放送された第4話では、知晶の恋模様が描かれ、本作で初めて見せる表情ばかりを披露した。

 知晶は泰蔵(中村梅雀)からの見合い話を「気になっている人がいるから」と断る。その“気になっている人”が、以前から知晶が目をかけていた楠木松也(千葉雄大)であることを知った秀作は、楠木から話を聞くことにする。

 楠木の刺青にビビりながらも知晶の話を聞き出す秀作。すると、楠木からは「知晶さんにキスされました」と衝撃の告白が。酔った勢いで顎にされたというキスに疑問を持った秀作は、博文(小澤征悦)とともに知晶に直接問いただすも、「私たち別にそんなんじゃないから!」と素直になれない様子。

 しかしそれもそのはずだ。知晶はこれまで北沢家でも持ち前の気の強さと、分析力・実行力で、最近では父・泰蔵を押しのけトップの座に立っていた。それが、一執事に恋をしたとなれば、彼女自身のプライドが許さないだろう。そんな感情が「別に酔ったら誰とでもキスするし」などというセリフに繋がってしまった。

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