主人公が笑うほど悲しい!? 韓国現代史上最大の悲劇を描く『タクシー運転手』予告編公開

 4月21日公開の映画『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』から予告編とメインビジュアルが公開された。

 本作は、1980年5月に起きた韓国現代史上最大の悲劇・光州事件の真実を全世界に伝えたドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーターと、彼を乗せたタクシー運転手キム・サボを基にした物語。実在した2人が肌で感じた、“あの日"をコミカルかつシリアスに描く。

 公開された予告編は、主人公のタクシー運転手のマンソプ(ソン・ガンホ)がドイツ人記者ピーター(トーマス・クレッチマン)に出会い、たどたどしい英語で「レッツゴー! クァンジュ!」と、光州行きのタクシーに乗せるところから始まる。しかし、予告の後半は打って変わって、銃声が鳴り響き、人々が混沌とした光州事件の悲惨な様子を映し出す。

 あわせて公開されたメインビジュアルは、タクシーに乗って思いっきり笑顔をみせるマンソプ、ドイツ人記者ピーター、光州で意気投合した大学生ジェシクと光州のタクシー運転手ファンの姿が。本ビジュアルは、韓国のSNS上で「ポスターのソン・ガンホが笑えば笑うほど、悲しいストーリー」と話題になっていた。

『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』

■公開情報
『タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜』
4月21日(土)より、シネマート新宿ほかにて公開
監督:チャン・フン
出演:ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル
配給:クロックワークス
2017年/韓国/137分
(c)2017 SHOWBOX AND THE LAMP. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:http://klockworx-asia.com/taxi-driver/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「映画情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる