「一番好きな笑えるシーンといえるね」 『パディントン2』監督が“ぜひ見てほしい場面"を明かす

『パディントン2』監督が語る魅力

 現在公開中の『パディントン2』から、前作に引き続き監督と脚本を務めたポール・キングのインタビュー映像が公開された。

 ペルーからロンドンに移住したパディントンが、ブラウン一家の仲間入りを果たした前作の日本公開から約2年。本作は、故郷にいるパディントンの育て親であるルーシーおばさんへ贈る“飛び出す絵本"を巡る物語となっている。

 今回公開された映像でキング監督は、テクノロジーが進化したおかげで、前作でできなかったことができるようになったとコメント。それでも、パディントンは「みんなが愛するクマのままだ」と前作の良い点はしっかり受け継がれていることを明かしている。

 前作から続投しているブラウンさんを演じたヒュー・ボネヴィルは素晴らしい喜劇役者と絶賛し、ブラウン夫人役のサリー・ホーキンスについては、演技が細かい所まで完璧だと信頼を寄せている様子を見せた。また、本作で初登場となるヒュー・グラントについては、「面識がないので出演を依頼するのは緊張した」と吐露。グラント演じるフェニックス・ブキャナンは落ち目の俳優なため、役柄をオファーした際、誤解されないか不安だったともコメントしている。

 ちなみに、キング監督が選ぶ“見てほしいおもしろいシーン”は、パディントンが食堂でナックルズと会う場面と、ブラウン一家がフェニックス・ブキャナン(ヒュー・グラント)の家に侵入するところだそう。特に食堂のシーンについては、「僕がこの映画で一番好きな笑えるシーンだと言えるね」とかなりお気に入りの様子だ。

ポール・キングが語る『パディントン2』

■公開情報
『パディントン2』
全国公開中
出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンスほか
日本語吹替版キャスト:松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、斎藤工
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン
原作:マイケル・ボンド
配給:キノフィルムズ
(c)2017 STUDIOCANAL S.A.S All Rights Reserved.
公式サイト:http://paddington-movie.jp/

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