『べっぴんさん』芳根京子は『あまちゃん』のんを超えるか? ドラマ『海月姫』への期待

 たとえば先日の『心が叫びたがってるんだ。』では、トラウマを抱えて喋れなくなってしまう少女を演じた彼女。そこで見せた、オドオドとした雰囲気を、ユーモラスかつコミカルに切り替えて演じなくてはならないということだろう。さらに、映画好きの少女を演じた『向日葵の丘・1983年夏』や、合唱好きのヒロインを熱演した『表参道高校合唱部!』で見せた、好きなものに対する飽くなき探究心を、さらにデフォルメさせる必要が出てくるわけだ。

 よくよく考えてみれば、これが彼女の初コメディ演技となる。コメディとなれば、彼女ひとりの演技だけでなく、周りの役者陣との間合いの取り方や、空気作りも非常に重要な要素となっていく。それによって、芳根の演技が輝くか否かが決まると言ってもいい。まだ発表されていない共演者、とくに女装癖のある蔵之介を誰が演じるかが、大きな鍵となってくることだろう。

■久保田和馬
映画ライター。1989年生まれ。現在、監督業準備中。好きな映画監督は、アラン・レネ、アンドレ・カイヤット、ジャン=ガブリエル・アルビコッコ、ルイス・ブニュエル、ロベール・ブレッソンなど。Twitter

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