神木隆之介の童貞キャラが微笑ましいワケ 大人になった“国民的息子”の今

神木隆之介の童貞キャラが微笑ましく映る理由

 刑事としての勘にも長けた弓神だが、一方の羽生も負けてはいない。第3話では、事件解決に至ったのは弓神のおかげだと署長に告げるも、「『実るほど頭を垂れる稲穂かな』。僕の座右の銘です」と、うきよ署のサイトに署長の座右の銘として掲載されている言葉を平然と言ってのけ、弓神を見事にダシにする。弓神の「ホントにお前の部下になっちゃうかもな」という言葉に対し「よろしくな!」とニヤつく羽生の姿にはゾクッとした。

 羽生=神木の良さ、弓神=浅野の良さを互いに引き出し合っている凸凹コンビは、まさに最強のバディ。“大人になった神木”と“少年の心を持ち合わせた浅野”が生み出す『刑事ゆがみ』という新奇な刑事ドラマ、かなりの中毒性がある。


■nakamura omame
ライター。制作会社、WEBサイト編集部、専業主婦を経てフリーライターに。5歳・7歳の息子を持つ2児の母。ママ向け&エンタメサイトを中心に執筆中。Twitter

■放送情報
『刑事ゆがみ』
フジテレビ系にて10月12日(木)夜10時~
出演:浅野忠信、神木隆之介、稲森いずみ、仁科貴、橋本淳、山本美月
原作:井浦秀夫『刑事ゆがみ』(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)
脚本:倉光泰子、大北はるか、藤井清美
主題歌:WANIMA「ヒューマン」
プロデュース:藤野良太、高田雄貴
演出:西谷弘、加藤裕将、宮木正悟
制作:フジテレビ
(C)フジテレビ
公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/yugami/

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