橋本環奈が語る、『斉木楠雄のΨ難』振り切れた演技の秘訣 「自分のなかで上限を決めないこと」

『斉木楠雄のΨ難』橋本環奈インタビュー

「上限を決めないこと、やり切ることが大事だということを気づかせてもらえた」

ーー改めて今回の『斉木楠雄のΨ難』は自身にとってどのような経験になりましたか?

橋本:すごく多くのものを得た作品になりました。初めての完全なコメディを自分が楽しんでできたというのはやっぱり大きいです。じゃあ具体的に自分がどう変わったのかを考えると意外と難しいのですが、改めて考えてみると、これまで出演してきた作品があったからこそ、『斉木楠雄のΨ難』で照橋心美役を演じることができた部分もあるのかなと。例えば、この前まで出演させていただいていたドラマ『警視庁いきもの係』の薄圭子役もそうで、動物好きでブワッと話すところとかは、ちょっと心美とつながる要素があったんです。そうやって、出演させていただいた作品で得た経験は、確実に次の作品に何かしらつながっているのは感じています。それに、今回すごく難しいコメディというジャンルの作品を福田監督とやらせてもらえることができて、いろいろな面においてコツを掴めたところも大きいです。自分のなかで上限を決めてしまってはダメなんだということ、やり切ることが大事なんだということを『斉木楠雄のΨ難』では気づかせてもらえることができました。

ーー今後チャレンジしたいジャンルや役柄はありますか?

橋本:本当にどんな役柄でもやりたいです。さっき上限を決めないと言いましたが、自分でこの役をやりたいとか、この役しかやりたくないと思うこと自体が面白くないなと思っていて。いま、いろいろな役をやらせていただいているなかでも、自分がやったことのないような役のほうが多いんです。だからいまのペースで自分がやったことのない役にこれからも挑戦していきたいですし、声をかけていただけるのであれば、どんな役でもやらせていただきたいという気持ちです。

(取材・文=宮川翔)

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

■公開情報
『斉木楠雄のΨ難』
10月21日(土)全国ロードショー
出演:山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一
原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
脚本・監督:福田雄一
音楽:瀬川英史
主題歌:ゆず「恋、弾けました。」(セーニャ・アンド・カンパニー)
制作プロダクション:プラスディー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース
(c)麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会
公式サイト:saikikusuo-movie.jp

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<応募方法>
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<応募締切>
10月27日(金)

 

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