吉岡里帆が語る、女優としての今後 「いつかは海外で仕事がしたい」

『STAR SAND』吉岡里帆インタビュー

「外の世界を見てみたいので、いつかは海外で仕事がしたい」

ーーパルバース監督が吉岡さんについて「若き日のオードリー・ヘップバーンのことを思い出した」というコメントを出していたのがとても印象的だったのですが……。

吉岡:いやぁ、もうこれは……(笑)。この監督のコメントが出るとなった時、私悲鳴あげていましたから。「本当にやめてください。この記事だけはやめましょうって」。あまりにも……笑っちゃいますよね(笑)。監督、誰にでも言うでしょって思っちゃう。

ーーコメントには入っていませんでしたが、聞いたところによると「小柄なのにエネルギッシュなところが若き日のオードリー・ヘップバーンを彷彿とさせる」と言っていたそうです。

吉岡:やっぱりそういう前置きが必要ですよね(笑)。コメントにも入れてほしかったです。監督は感動しやすく、すごく人を肯定してくださる方なので、そんな誇大した言葉が生まれたのではないかと思います(笑)。

ーー監督のコメントには「私は、里帆さんがこれからきっと、日本と外国の銀幕の世界を一世風靡する、と確信している」ともありました。

吉岡:いやぁ、本当に恥ずかしいです(笑)。でも私、監督に「とにかく早く英語を勉強して、海外の仕事ができるような役者になりたい」みたいな話をしたんですよ。

ーーそうなんですか? 今後は海外での仕事もしたい?

吉岡:そこが目標なんです。やっぱり外の世界を見てみたいので、いつになるかはわからないですが、いつかは海外で仕事がしたいなって。まあ言うのはタダですからね(笑)。でもそのためには語学力や知識がもっと必要なので、勉強中です。今は日本で自分の言語でできる仕事をとにかく全部やり切りたいですし、どこに何の正解があるのかもわかりませんから、あまり仕事を選ばずに、長い目で自分の仕事と向き合いながらいろいろやろうと思っています。

ーー映画、ドラマ、CM、グラビアなど、多岐にわたる仕事で大活躍中ですもんね。現在放送中の『ごめん、愛してる』(TBS系/毎週日曜21:00~)では初の連ドラヒロインも務められて。

吉岡:連ドラのヒロインなんて本当に現実味のない話ですね。でも人気といっても一瞬のことですよ。みんなすぐに飽きちゃうと思います。そのあと本当にお付き合いしてくださるのかっていうところですね(笑)。

ーーちなみに、1番好きなのはどの仕事ですか? やっぱり映画でしょうか?

吉岡:それはもちろん映画です。映画の現場って、ものづくりの原点という感じがすごくするんです。本当にいいカットを撮る、いい作品を作るためだけにみんなが集まっている感じがして。どのお仕事ももちろんやりがいはありますし好きなんですけど、学生時代にものづくりをした最初の経験である映画は、私にとってはものすごく大きな存在です。

(取材・文・写真=宮川翔)

ヘアメイク&スタイリング:山崎惠子
ストライプシャツ  AS KNOW AS DE BASE 10800円
クロップドパンツ イマージュ (セシール) 4990円
ネックレス  Sweets Jewelry Market 16800円 リース窓口 THE STYLIST STORE
サンダル  ニコルホワイト4900円

化粧品協力:UTOWA

ロケ協力:ベリーベリースープ 原宿神宮前店

■公開情報
『STAR SAND -星砂物語-』
8月4日(金)~8月10日(木)東京・ユーロライブ、
8月5日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開ほか順次
出演:織田梨沙、満島真之介、ブランドン・マクレランド、三浦貴大、吉岡里帆、寺島しのぶ、渡辺真起子、石橋蓮司、緑魔子
監督・脚本:ロジャー・パルバース
原作:ロジャー・パルバース『星砂物語』講談社刊
主題曲:坂本龍一
配給:The STAR SAND Team
(c)2017 The STAR SAND Team
公式サイト:www.star-sand.com

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