『山岸ですがなにか』主役・太賀「俺という俳優をイジり倒された作品」 自身のゆとりエピソードも

『山岸ですがなにか』太賀がコメント

 また、本作で山岸としてどのようにラブシーンに挑んだかという記者からの質問に太賀は「思いっきりラブに振った方が面白いぞとい考えていたので、なんとか山岸なりの愛情表現をしたかったのですが、僕も笑いながら演じてしまったり、一筋縄ではいかない愛情表現というか難しかったです。やりがいはありました」と振り返る。彼女役として共演した佐津川愛美について「山岸という存在にあぐら書いてたなと思ってて、佐津川さんがあまりにも面白いから、山岸が山岸たる存在感が無くなってしまうと焦った部分も時々ありました。助けられた部分もあって、2人の芝居のコミュニケーションで、相乗効果が生まれて、今回形できたんじゃないかと思います」と述べていた。


 本作では、山岸がゆとり世代の一人として取材を受け、その話を元にドラマが制作されていくというストーリーを描いており、山岸をモデルにした俳優に“菅田将暉”の名が上がる場面も。そのシーンについて太賀は「僕も台本を読んで、嘘だろって思いましたね。俺という俳優をイジり倒されているなと感じました(笑)。菅田将暉の部分はすぐ、菅田くんに連絡したら『さすがやなぁ』みたいな反応でしたよ」と語った。

 また、太賀自身のゆとりエピソードを尋ねられると、本作のプロデューサーを務める枝見洋子プロデューサーが「山岸とは違うけど、自分が冗談を言った時に周りの反応がないとすごくそれに対して敏感になる」と暴露。すると太賀は「それは俺の気が弱いのがバレちゃうやつ(笑)人の空気を読む人生だったので」とコメントし、「遅刻した時とかに、謝りはするんですけど、遅刻してませんよ的な空気は出したりしてますね」と明かすなどして、会場が賑やかな笑いに包まれた。

山岸セリグ「ネットあげんぞ」動画

(取材・文=大和田茉椰)

■配信情報


Huluオリジナル連続ドラマ『山岸ですがなにか』
全4話、毎週日曜配信
日本テレビ系「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」(今夜10:30~)放送終了後より独占配信!
#1:7月2日(日)、#2:7月9日(日)、#3:7月16日(日)、#4:7月23日(日)
出演:太賀、佐津川愛美、猫背椿、中山祐一朗、伊達暁、黒田大輔、でんでん、柳楽優弥、松坂桃李、岡田将生
脚本:宮藤官九郎
演出:鈴木勇馬
プロデューサー:水田伸生、枝見洋子、仲野尚之
制作協力:AXON
製作著作:日本テレビ
(c)NTV
公式サイト:http://www.ntv.co.jp/yutori/special2017/spinoff/

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