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『バッド・バディ!』脚本家マックス・ランディスが語る、アクションとコメディの融合

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マックス・ランディス

 アナ・ケンドリック、ティム・ロス、サム・ロックウェルらが出演するラブアクション映画『バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート』が5月13日より全国公開中だ。本作の脚本を務めたのは、この5年間で15本の脚本が売れたというハリウッドきっての人気脚本家マックス・ランディス。

 脚本家デビュー作『クロニクル』が、興行的にも批評面でも大きな成功を収め、その後も『ヴィクター・フランケンシュタイン』、『エージェント・ウルトラ』など秀作を連発。本作では脚本だけでなく製作も務めるなど、今最も勢いのある若手映画人のひとりだ。今回、製作も兼任した経緯をランディスはこう振り返る。

「これまで作品が大きくなればなるほど自分の書いたものとかけ離れてしまい、実際作られた作品が違うものになっていた。それを感じていたので今回はプロデューサーとして参加し、自分で作品をコントロールしたいと思ったんだ。今回はクリエイティブな部分だけを見ていればよかったので、楽しかったし、おいしい思いができたよ。他のプロデューサーはニューオリンズで動いていて、僕はところどころ参加しながらやっていた。今やっているTVの仕事は予算管理をしなくてはいけないから、『バッド・バディ!』でプロデューサー達がやっていたことをやらなければならないんだ。映画を通してプロデューサーの作業を学ぶことができたよ」

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 本作は、ダメ男ばかり好きになってしまうマーサ(アナ・ケンドリック)が、殺し屋フランシス(サム・ロックウェル)との出会いを通し、暗殺能力が“覚醒”するという一風変わったラブアクションだ。今回、ラブコメとアクションを融合させたアイデアについてランディスは次のように語る。

「人生そのものがアクションとコメディのミックスだと思う。僕はいろいろなジャンルをミックスして人を驚かせるのが好きだから、そういう脚本を心がけている。徐々に真実が明かされていって、それを見て人が引き込まれていく展開を心がけたんだ」

 ランディスは、脚本を手がける際、ストーリーとキャラクターが同時に頭に浮かぶという。

「キャラクターとストーリーはリンクしているんだ。人生をコントロールできない人、いろんな問題を抱えていて解決できない人に興味があるので、そういった周りの人から影響を受けているよ。脚本を書くときは流れに身を任せて“覚醒”状態になって一気に書いているんだ」

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 『クロニクル』のデイン・デハーン、『エージェント・ウルトラ』のジェシー・アイゼンバーグ、そして本作のアナ・ケンドリックと、従来のイメージと異なる魅力を、ランディスの脚本は役者から引き出している。

「役者をイメージしてキャラクターを作ったのは、今回のサム・ロックウェルが初めてだった。役者には常に新しいことに挑戦してほしいし、今までに見せなかった一面を見せてほしいと思っている。その意味で、アナ・ケンドリックとサム・ロックウェルはこちらの予想を超える素晴らしい演技を見せてくれたよ」

 また、ランディスは日本に深い関心を抱いているという。

「日本を舞台にした作品をいつか書きたいと思っている。実は日本のアニメにすごく影響を受けているんだ。今回の『バッドバディ!』にもアニメ的な感情やトーンを表現している。『バッド・バディ!』=日本のアニメと言ってもおかしくないよ。それに、日本人監督では園子温さんを尊敬している。『愛のむきだし』は傑作だね」

(取材・構成=石井達也)

『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』予告編

■公開情報
『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』
全国公開中
監督:パコ・カベサス
製作・脚本:マックス・ランディス
出演:アナ・ケンドリック、サム・ロックウェル、ティム・ロス、RZAほか
提供・配給:パルコ、ハピネット
字幕:安本煕生
原題:「Mr.Right」/アメリカ映画/カラー/95分/シネスコ
(c)2016 Right Productions, LLC
公式サイト:http://badbuddy.jp/

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