吉田大八監督「異次元のクオリティ」 渡邊琢磨による『美しい星』サントラ発売決定

 リリー・フランキー主演映画『美しい星』のオリジナル・サウンドトラックが5月24日にリリースされることが決定した。

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『美しい星』ポスター
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渡邊琢磨

 本作は、三島由紀夫の同名小説を『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化したSF映画。その手で“美しい星・地球”を救えると信じた、とある平凡な“宇宙人一家”の悲喜こもごもを描く。“当たらない”お天気キャスターの父・重一郎をリリー・フランキーが演じるほか、野心溢れるフリーターの息子・一雄役に亀梨和也、美人すぎて周りから浮いている女子大生の娘・暁子役に橋本愛、心の空虚をもて余す主婦の母・伊余子役に中嶋朋子が名を連ねる。

 音楽を担当しているのは、キップ・ハンラハン、デヴィッド・シルヴィアンとのコラボレーションや、冨永昌敬監督の『ローリング』、染谷将太監督の『シミラー バット ディファレント』などの映画音楽で知られる音楽家/ピアニストの渡邊琢磨。

 サントラには、劇中で使用されている様々な楽曲をはじめ、映画のクライマックスに流れるヘンデルの名曲「Sarabande」の荘厳なアレンジ「Sarabande from Suite in D minor. HWV437」、平沢進による劇中曲「金星」のカバー(Vocal:若葉竜也、Chorus:樋井明日香)も収録されている。

 吉田監督と劇中曲「金星」を提供した平沢進からは推薦コメントも寄せられている。

吉田大八(監督)

異次元のクオリティ。
この楽曲のレベルに見合う映画になりたい、なれただろうか、なれたはずだ。

平沢進(劇中曲「金星」提供)

電子音からオーケストラまでの質感を行き来し、
時に目撃されている現象を隠れて支配する原理らしき層さえもむき出しにしながら、
観客や演者さえ置き去りにする不純物だらけの時間流を生み出す大胆な音捌きがすごい。

映画『美しい星』オリジナル・サウンドトラック

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アーティスト:渡邊琢磨
音楽プロデューサー:緑川徹・濱野睦美(メロディー・パンチ)
5月24日(水)発売
製品番号:MPCS-00019
価格:2,000円(税別)
レーベル:メロディーパンチレコーズ
流通先:全国タワーレコード(店舗&オンライン)、HMV、Amazon、各上映劇場
配信先:iTunes、Amazonプライム

<TRACKLIST>
1 Contact
2 Abduction
3 Messenger
4 Messenger(Soft ver.)
5 Planetarium
6 Venus
7 Awakening
8 Extension
9 Intermission
10 Beautiful Planet
11 Encounter
12 Finale
13 Magica Luna
14 Buon compleanno Auguri
15 Aufforderung zum Tanz Op.65
16 Sarabande from Suite in D minor.HWV437
17 金星
18 Main theme rough version

■公開情報
『美しい星』
5月26日(金)TOHOシネマズ 日本橋ほか全国ロードショー
出演:リリー・フランキー、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介
監督:吉田大八
原作:三島由紀夫「美しい星」(新潮文庫刊)
脚本:吉田大八、甲斐聖太郎
音楽:渡邊琢磨
製作:「美しい星」製作委員会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
企画・制作プロダクション:リクリ
企画・製作幹事・配給:ギャガ
(c)2017「美しい星」製作委員会
公式サイト:gaga.ne.jp/hoshi/

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