『トランスフォーマー』最新作、新予告映像 過去シリーズの謎の一部が明らかに

『トランスフォーマー』最新作、新予告映像

 『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』の予告映像が公開された。

 本作は、マイケル・ベイが制作するSFアクションシリーズ『トランスフォーマー』の最新作。前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』で、トランスフォーマーと人間の戦いに参加した発明家のケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)が、オプティマス無き後にオートボットのリーダーになったバンブルビーや英国貴族の謎めいた老人(アンソニー・ホプキンス)、オクスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)らとチームを組み、地球を救うために再びトランスフォーマーと戦う模様が描かれる。

『トランスフォーマー/最後の騎士王』予告映像

 この度公開された予告映像には、爆破シーンやカーアクション、驚異のVFXなどに加え、過去シリーズにも繋がるシーンが収められている。また、バンブルビーとオプティマスが戦う様子や、アンソニー・ホプキンスの姿も確認できる。そのほか、シリーズ4に登場した恐竜型トランスフォーマーの“ダイナボット”や、シリーズ3で“センチネルプライム”が到着した月に、巨大な宇宙船が衝突する様子も描かれていく。

また、最新作では、オプティマス・プライムを洗脳する金属生命体の“創造主”が登場。「最終章の始まり」とマイケル・ベイ監督が語っているように、過去シリーズの“謎”が解明され、地球史を覆す“歴史ミステリー”の全貌が明らかにされていく。

マイケル・ベイ監督 コメント

私は10年以上のこのシリーズに携わってきました。『トランスフォーマー/最後の騎士王』の為に脚本家が集まり、我々は今作に全く違う方向性を取り入れました。そんな特別な時間を設けることで、過去作のすべてが互いに結びつくのです。世界の始まりから現在に至るまでの数々の神話を膨らませる作業は容易なものではありませんでした。

素晴らしい脚本チームのメンバーは、アキヴァ・ゴールズマン(『ビューティフル・マインド』)、アート・マーカム&マット・ハロウェイ(『アイアンマン』)、ケン・ノーラン(『ブラックホーク・ダウン』)、ザック・ペン(『レディ・プレイヤー・ワン(原題)』来年公開予定)、リンゼイ・ベア(『バービー(原題)』来年公開予定)、ジュニーバ・ロバートソン=ドゥウォレット(『トゥーム・レーダー(原題)』来年公開予定)、クリスティーナ・ホドソン(『バンブルビー(原題)』来年公開予定)、スティーヴン・S・デナイト(シリーズ『Marvelデアデビル』)、ジェフ・ピンクナー(『アメージング・スパイダーマン2』、TVシリーズ『LOST』)、そして、アンドリュー・バレル&ガブリエル・フェラーリ(『アントマン』)。

2015年夏、パラマウント・スタジオの広大なスペースで彼らは1万点以上ものトランスフォーマーの歴史(映画、アニメ、コミック)のコンセプト・イメージに囲まれ、そして、実物大のバンブルビー、メガトロンの頭部、その他の小道具に囲まれながらこの作業を行いました。トランスフォーマーに纏わる全てに囲まれ、本当に夢のような空間でした。

また、脚本チームがアイデアを膨らませやすくするため、ハズブロからトランスフォーマーの歴史家も呼び、彼らにトランスフォーマーの歴史についてレクチャーを受けました。今作には間違いなく過去作にはない壮大な視覚的空間と成長した神話が存在しています。私にとっては悲喜こもごもです。このシリーズを手掛けるたびに「これが最後だ」と言ってきましたが、世界中の1億2000万人のファンがいて、彼らは『トランスフォーマー』のアトラクションに列を成し、メイク・ア・ウィッシュ財団から子供たちは撮影現場を訪れてくれる……彼らが私がこのシリーズを続ける原動力なのです。

このシリーズをつくるのが大好きだし、今作は特に楽しく撮影出来ました。しかし、本当にこれが最後になってしまうかもしれない……その想いから思い切りやり遂げました。最終章であり、新たな始まりです。

■公開情報
『トランスフォーマー/最後の騎士王』
夏、全国公開
監督:マイケル・ベイ
脚本:マット・ハロウェイ、アート・マーカム、ケン・ノーラン
出演:マーク・ウォールバーグ、ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、スタンリー・トゥッチ、アンソニー・ホプキンス
配給:東和ピクチャーズ
(c)2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
公式サイト:http://www.tf-movie.jp/

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