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『侠飯』の柄本時生と『ヤッさん』の柄本佑 テレビ東京金曜ドラマは柄本兄弟が熱い!

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ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~
伊原剛志
侠飯〜おとこめし〜
柄本佑
柄本時生
生瀬勝久
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 スーツを着た強面の男2人がたくわんの“カリカリ”という音を立てながら飯を食う。その出で立ちとは裏腹に、律儀に「ごちそうさま」と言い放ち、2人は箸の代わりにドスを手にし、部屋をを出て行くーー。7月15日に初回放送を迎えたテレビ東京系の連続ドラマ『侠飯〜おとこめし〜』はそんな1シーンからスタートした。

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ドラマ24『侠飯~おとこめし~』より (c)「侠飯~おとこめし~」製作委員会

 この冒頭シーンにも色濃く表現されているように、ドラマ24『侠飯〜おとこめし〜』は“任侠×グルメ”という一風変わった組み合わせの進化系グルメドラマだ。ヤクザの抗争に巻き込まれた大学生が、自身を庇うために怪我を負ったヤクザの組長を自宅アパートに匿うハメになり、その組長になぜか絶品の料理を振舞われる模様が描かれる。毎週登場することになる、今にもよだれが出そうな組長お手製“侠飯”の“グルメ”パートはもちろんのこと、まるでヤクザ映画さながらのクオリティで展開された銃撃シーンやアクションシーンがふんだんに盛り込まれた“任侠”パートが、第1話の大きな見どころのひとつだった。これは、自身も俳優として活躍しながら、Vシネマや『誘拐ラプソディー』などの監督作で、ヤクザなどの闇社会を描いた作品を数多く手がけてきた監督・榊英雄による手腕が発揮された形だと言えるだろう。

 21年ぶりにテレビ東京系のドラマで主演を務めることでも話題になっているヤクザの組長・柳刃竜一役の生瀬勝久と並び、第1話で大きな存在感を放ったのが、ヤクザ間の抗争に巻き込まれ、なぜか柳刃と一緒に暮らすことになった三流大学の就活生・若水良太役の柄本時生だ。企業の入社試験の面接で、面接官からの質問に平凡な回答をしてしまい、目の前で履歴書を破られ、冷静さを失い、失意のどん底に陥っていく様を、持って生まれた独特の出で立ちと持ち前の演技力で見事に体現。ヤクザの抗争に巻き込まれ慌てふためく様子や、柳刃による手料理を美味しそうに頬張る様子、そして、本編ラストで柳刃の口から発せられた「しばらく厄介になる」の言葉を受けての、あの表情である。あまりのインパクトに、思わず笑みがこぼれてしまうほどだった。

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ドラマ24『侠飯~おとこめし~』より (c)「侠飯~おとこめし~」製作委員会

 常にエロいことばかりを考えている『みんな!エスパーだよ』(テレビ東京系)のヤス、長髪の三国志オタク『監獄学園-プリズンスクール-』(MBS・TBS)のガクト、最終話に登場した『ダメな私に恋してください』(TBS系)のストーカーなど、ここ最近の作品では一癖も二癖もある一風変わった役柄でその存在感を放ってきた柄本時生。彼が『侠飯〜おとこめし〜』で演じる、とんでもない状況に陥った平凡な就活生は、これまでのような飛び道具的な設定がない分、まさに演技力が問われる役どころと言えるだろう。そんな役柄を期待以上の表現で見事にこなしてくれた若水良太役は、早くも柄本時生の新たな代表作になる予感がしてならない。

     
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