『デアデビル』主演チャーリー・コックスが語る、スーパーヒーローの葛藤 「人間くささは、演じるときの醍醐味でもある」

『デアデビル』主演俳優インタビュー

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ーーほかのアメコミヒーローと比較して、デアデビルはより人間味のあるヒーローだと思います。マットという役を演じることで影響を受けた部分はありますか?

チャーリー:他のスーパーヒーローたちと比べて、デアデビルは演じやすいキャラクターだと思っている。何かを救うために緑色のモンスターになる必要もないし(笑)、特殊な能力も持っていないからね。アベンジャーズが世界や宇宙を守るのに対して、マットが守るのはヘルズキッチンという町のストリートだ。限定された地域の中で悪人とも一人ずつ戦っていく。戦いの中で生まれる葛藤に苦しみながら少しずつヒーローとして覚醒していく姿は、すごく人間的で身近に感じられるんだ。なにより、社会という名の抗い難い巨大なシステムの中で、自分の無力さを感じながらも、町を良くするためにできることをひとつずつ行動していくところは尊敬しているよ。背負っているものに押しつぶされることなく、毎日に希望を持ちながら、一歩ずつ前進していくところは、僕自身がマットという役を通して学んだところだね。

『Marvel デアデビル』シーズン2
予告映像

(取材・文=泉夏音)

■配信情報
『Marvel デアデビル』シーズン2
Netflixにてストリーミング配信中
(C) Netflix. All Rights Reserved.
Netflix:https://www.netflix.com/jp/ 

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