山本舞香が語る、初主演映画での苦労と成長「いまも自分の姿を見られるのは恥ずかしい」

山本舞香インタビュー

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山本舞香

ーー同世代の女優を意識したりはしますか。

山本:比較されることもあるかもしれませんが、基本的には頂いた役を私なりに全力でやりきるだけです。自分の長所がどこかとか、正直よくわからないけれど、ただ芝居をすることに対する恐怖心とかはあまりないので、思い切りよくぶつかっていきたいですね。でも、役者としての経験はまだまだ足りないと思うし、いまの私が現場でなんとかやっていけてるとしたら、それは監督やスタッフさんが芝居をしやすい環境をしっかり作ってくださっているからだと思っています。今回、初めて主演のお話をいただいて「私でいいのかな?」と不安に思う部分もありましたけれど、ちゃんと作品ができて、改めて支えてくださる方々の大きさを実感しました。

ーー阿部サダヲさんが主演する『殿、利息でござる!』では時代劇に出演するなど、大きな舞台でベテランの方々と共演する機会も着実に増えていますね。

山本:先輩方の演技が間近で見られるのは本当に大きな経験になります。一緒に仕事をさせていただくのは緊張しますが、そこでしっかり学んで次につなげていきたいですね。芸能活動を始めたばかりの頃は、事務所やスタッフの方々から言われた通りに行動するだけで精一杯でしたが、今後は自分の意思をきちんと持って主体的に行動できるよう成長していけたらいいなと思います。

(取材・文=泉夏音)

山本舞香 メッセージ動画
桜ノ雨予告映像

■公開情報
『桜ノ雨』
2016年3月5日(土)全国ロードショー!
出演:山本舞香、浅香航大、広田亮平、久松郁実、三浦透子、井上由貴、中村大樹、きそひろこ、田畑智子、奥貫薫
原作・原案:halyosy
製作総指揮:吉田尚剛
脚本:小林弘利
監督:ウエダアツシ
製作:『桜ノ雨』製作委員会
制作ブロダクション:デジタル・フロンティア
企画・配給:AMGエンタテインメント
(C) 2015 halyosy、藤田遼、雨宮ひとみ、スタジオ・ハードデラックス/PHP研究所/『桜ノ雨』製作委員会

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