イタリア犯罪史上最も国際的な注目を浴びた殺害事件は、映画でどう描かれるか? 試写会にご招待

『天使が消えた街』試写会ご招待

 イタリア犯罪史上最も国際的な注目を浴びた実際の事件「ペルージャ英国人女子留学生殺害事件(アマンダ・ノックス事件)」を映画化した『天使が消えた街』が、9月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次公開される。

 マイケル・ウィンターボトム監督は、メディア各社のセンセーショナルな報道とはまったく異なる視点で、混迷した事件の闇の中に独自の"真実"を見出して映画に仕上げた。事件の映画化を試みる映画監督トーマスにダニエル・ブリュール、事件の真相を追うジャーナリストのシモーンにケイト・ベッキンセイルが演じる。また、本作の希望を象徴する"天使のような少女"メラニーには、世界的トップモデルのカーラ・デルヴィーニュが起用された。

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『天使が消えた街』/(c)ANGEL FACE FILMS LIMITED / BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2014.

過激報道では伝わらない"真実"を描く

  2011年、イタリア・トスカーナ州シエナ。中世の雰囲気漂うこの美しい街は、4年前にイギリス人女子留学生が殺害された事件の裁判の話題で持ちきりだった。事件の容疑者であるルームメイトのアメリカ人留学生ジェシカと被害者のエリザベスがどちらも若く美しい女性だったことから、地元イタリアのみならず米英のマスコミ報道が過熱化。セックスやドラッグが絡んだ事件の背景が誇張して伝えられ、大衆向けに扇情的な報道が繰り返されていた。この事件の映画化をオファーされた気鋭の監督トーマスはジャーナリストのシモーンと共に現地に乗り込む。「事件」の真偽が不確かな状況の中、創作上の迷いに苦しむトーマス。彼はシエナで出会った天真爛漫な女子学生メラニーの励ましに心癒やされ、"本当に撮るべきもの"に気づきはじめていく。

 同作公開前の8月24日(月)に、トークイベント付試写会を実施されることになった。柳下毅一郎(映画評論家)と松江哲明(映画監督)が登壇し、同作について語り合う。

■イベント概要
日時:8月24日(月)
開場:18:00~/開映:18:30
トークイベント:上映終了後(20:15~20:45予定)
登壇者:柳下毅一郎(映画評論家)×松江哲明(映画監督)
会場:ブロードメディア・スタジオ月島試写室
(中央区月島1-14-7 旭倉庫2F/有楽町線・大江戸線「月島」駅7番出口より徒歩5分)

15 組 30 名様をご招待!

 本記事をお読みいただいた方の中から、抽選で15組30名様を同イベントにご招待いたします。「リアルサウンド映画部」の公式Twitterをフォローいただき、下記URLより「お名前」「メールアドレス」をご記入の上、「お問い合わせ内容」に【「天使が消えた街」イベント参加希望】、【@●●(TwitterID)】と書いて送信してください。

※当選者には17日までにご連絡いたします。試写状を発送するため、当選メール受け取り後、18日までに「住所の連絡」が可能な方のみご応募ください。

■応募フォーム
https://realsound.jp/movie/contact/index.html

■公開情報
『天使が消えた街』
公開:9月5日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次公開
配給:ブロードメディア・スタジオ

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