乃木坂46生駒里奈、初主演映画を語る「自分が思ったほど大根じゃなかったので安心した」

乃木坂生駒、初主演映画を語る

 乃木坂46の生駒里奈が映画初主演を務めた『コープスパーティー』の会見と完成披露舞台あいさつが7月23日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。

 舞台あいさつ前に行われた単独の囲み取材で、生駒は開口一番「舞台あいさつの登壇者全員で囲み取材をやると思っていたのに、1人なので緊張しています」と持ち前の天然ぶりを発揮。報道陣から劇中で男子と手をつなぐシーンを演じた時の心境を聞かれると「普段は握手会以外で体験できないことなので、これは滅多にない機会だと捉え、『ありがとうございます』という気持ちで演技をしていました」と笑顔で語った。

 演技に関してこれまでずっと苦手意識があったという生駒は、「クランクイン前日は不安で泣いてしまったんですけど、乃木坂46には、生田絵梨花ちゃんや伊藤万理華ちゃんなど、映画やドラマに出ているメンバーがたくさんいるので、みんなからアドバイスをもらいました。彼女たちが『緊張するのは誰でも同じだし、初めてだから出来ないことがあるのは仕方ない。自分らしく演技してね』と励ましたくれたおかげで、頑張れたのだと思います。この映画に出演したことで演技に対する苦手意識を少し克服できました」と心情を吐露。「完成した映画を見ると、自分が思ったほど大根じゃなかったので安心しました。共演者の方々に迷惑をかけなくてよかったです」と安堵の表情を浮かべていた。

 前日には自身が久しぶりにセンターを務めた乃木坂46の12thシングル『太陽ノック』が発売され、初日販売枚数が48万枚と過去最高を記録した。そのことに質問が及ぶと、生駒は少し引き締まった表情になり、「私がセンターのせいで売り上げが落ちたらどうしようと思っていたので、安心しました。乃木坂46のメンバーはみんな毎回、前作を超えるというのを目標にしているので、今回の曲もこれまで以上にたくさんの人にお届けできて嬉しいです」と話した。さらに将来の活動について聞かれると、「今後女優を目指すかどうかはまだ分かりません。今は自分の将来の夢を探している最中なので、乃木坂にいる時に依頼された仕事に関してはどんなことにも挑戦していこうと思っています」と淀みない口調で答えた。

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 完成披露舞台あいさつには、生駒のほか、山田雅史監督、出演者の前田希美、ジュン(BEE SHUFFLE)、主題歌を歌った今井麻美、原作者の祁答院慎が登壇した。共演者とも和やかに会話をかわした後、満席の観客を前に生駒は、「大勢のみなさんを前にすると、さっきまで考えていたことが全部吹っ飛んでしまいました。この映画で私が演じた直美ちゃんは、とても純粋な気持ちの持ち主。私と一番違うのは、非常に女の子らしいところです。高校生の頃を思い出しながら、等身大の直美ちゃんを演じられるように頑張りました」と撮影を振り返った。

 『コープスパーティー』は、人気ゲームシリーズを実写映画化したホラー。平和な世界で暮らしていた女子高生・直美(生駒里奈)ら高校生の男女が、過去に凄惨な殺人事件で廃校になり、いまは呪われた異空間となっている小学校に迷い込み、そこから必死に脱出を試みるさまをスリリングなタッチで描く。8月1日より全国公開。

(取材・文=編集部)

■映画情報
タイトル:『コープスパーティー』
監督:山田雅史
出演:生駒里奈、池岡亮介、前田希美、ジュン
(C)2015 Team GrisGris/MAGES./5pb./映画「コープスパーティー」製作委員会 
公式サイト

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