> Z.Z. Hill

Z.Z. Hill

(ズィーズィーヒル)

80年代を代表するサザン・ソウル〜ブルース・シンガーであり、<マラコ>レーベル大躍進のきっかけを作った張本人である。
Z.Z.ヒルは、もともとはボビー・ブランド・フォロワーとして、ウエスト・コーストを中心に60年代より活動を行っていた。70年代後半までに数十枚のアルバムをリリースし、実力派シンガーとして謳われるが人気の方はイマイチ。しかし82年に<マラコ>からリリースした「Down Home Blues」が大ヒットを記録し、47歳にして遅咲きのブレイクを果たす。コクと気迫が凝縮された彼の歌声は、南部の黒人中年層を中心に支持され、この成功をきっかけとして、リトル・ミルトンやジョニー・テイラーなどのベテラン勢の復活ブームが起こった。しかし栄光を手中に収めた直後の84年、Z.Z.ヒルは心臓麻痺でこの世を去ってしまう。
日本人には濃すぎる音楽かもしれないが、その圧倒的歌唱力に触れれば、なぜ黒人たちに支持されたのかが理解できるだろう。いまだに南部では、ジュークボックスの常連らしい。

制作協力:
OKMusic

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