大萩康司の記事一覧

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その天才的なギター・テクニックで、ワールドワイドに活躍するクラシック・ギタリスト、大萩康司。宮崎県出身の彼は、9歳からギターを始める。中野義久、萩原博、福田進一といった日本有数のギタリストに師事し腕を磨き、高校卒業後はフランスに渡り、パリの音楽院に進学。98年には、ギターの国際コンクールとして有名な<ハバナ国際ギター・コンクール>で第2位を受賞。同時に「レオ・ブローウェル作品最優秀演奏賞」も獲得し、一躍脚光を浴びる。00年、レオ・ブローウェルの作品集『11月のある日』でアルバム・デビューを果たし、以降、中南米の音楽を取り上げた『シエロ』(01年)、ラテン色濃い『ブルー』(03年)、武満徹など日本人作曲家の曲を演奏した『島へ』(04年)など、1枚ごとに趣向を凝らした作品をリリースしていく。どのアルバムでも一貫しているのは、大萩の表現力豊かなギター・プレイである。
05年には、若き女性チェリストのチョウ・チンとの共演作『10弦の響』を発表して新たな展開を見せた。

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