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Wes Montgomery

(ウエス・モンゴメリー)

偉大なるウエス・モンゴメリーの名前を出さずしてジャズ・ギターを語ることは不可能だ。モンゴメリーはチャーリー・クリスチャンの後を引き継ぎ、エレクトリック・ギターをジャズ楽器として確立する上で重要な役割を果たした。58年から約10年間、ハード・バップにおける究極のギター奏者であり、稲妻のように速いバップのフレーズを、その泥臭くブルージーな音色と融合したのだった。彼はフォーク・ミュージックで見られるようなサム・ピッキングのスタイルを用い、また、よくオクターヴ奏法を使ってソロを弾いた。このことによって彼の音色はより豊かで柔らかいものとなったのだ。モンゴメリーはジャズ・スタンダードとして知られる「フォア・オン・シックス」、「ウェスト・コースト・ブルース」という2曲を書き、また何ダースものバップ・アルバムをレコーディングした。60年代半ばに入ると、よりコマーシャルなジャズを演奏するようになり、ポップスのヒット曲のインスト・ヴァージョンなどをレコーディングしてかなりの商業的成功を収める。この時期に彼は後のフュージョン・ミュージックの礎を築き始めたが、残念なことに68年、フュージョンが本格的に盛り上がる前に死亡してしまった。モンゴメリーの影響は現在のジャズのさまざまな分野において感じることができる。

制作協力:
OKMusic

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