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Warzone

(ウォーゾーン)

ニューヨーク・ハードコア/ストリート・パンク・バンドの重鎮の一つ。ある意味で、アグノスティック・フロントとは兄弟関係とも言える存在なのだ。ウォーゾーン自体は82年にスタートしているが、ニューヨーク・ハードコアの生き証人だったレイビーズがヴォーカルになったのは84年のことである。なおウォーゾーン加入前のレイビーズは、アグノスティック・フロントのドラマーだった。
レコード・デビューは、87年のEP『Lower East Side Crew』。<REVELATION>が最初に出したレコードでもあり、レイ・キャポ(当時ユース・オブ・トゥデイ)がリリースに尽力したという。続けて、1stアルバムの『Don’t Forget The Struggle Don’t Forget The Street』を発表する。ハードコア・パンクとOiパンクとが見事にミックスしたようなサウンド、勇壮でメロディアスな曲、日々直面する現実を味のあるヴォーカルで歌った詞などで、ウォーゾーンの名をニューヨーク以外にも知らしめた。88年には、バッド・ブレインズのドクター・ノウのプロデュースよる2ndアルバム『Open Eyes』をリリース。そして89年には3rdの『Warzone』を出すが、スロー・テンポの曲とハード・ロックっぽい音で賛否を呼び、まもなく一時解散となる。
だが、91年ごろには再結集。アルバムとしては、94年の『Old School To New School』が復活第一弾である。その後も『Lower East Side』、ドクター・ノウがプロデュースした『Sound Of Revolution』という具合に、コンスタントなリリースを続けた。そして97年には、最高傑作であり最終作の『Fight For Justice』を発表。同年、レイビーズは永眠する。復活してからのウォーゾーンのアルバムをずっと発売してきた<VICTORY>は、敬意を示すためかレイビーズの死後、自分のレーベルの作品の裏ジャケットに”RAYBEEZ”の名を記している。 (行川和彦)

制作協力:
OKMusic

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