>  >  >  > うしろゆびさされ組

うしろゆびさされ組

(ウシロユビササレグミ)

おニャン子クラブの高井麻巳子&岩井由起子(ゆうゆ)の2人組。とにかく強烈なインパクトのあるユニットだった。
まずアンバランスなヴィジュアル。あんなデコボコなコンビは見たことない。というか、特に長身でない高井も、150cmあるか・ないかのゆうゆと並ぶとやけに背が高く見えて。そんな2人が、主題歌を担当したアニメ『ハイスクール!奇面組』のセーラー服という”コスプレ”で歌う姿は、何というか……”こんなのアリなんだ!?”的感慨があった。バックで踊ってたおニャン子が、でっかい指さしの看板(?)を掲げてたりもしたし。
キャラ的にも、おとなしい高井とキャピキャピしたゆうゆは、おニャン子内で両極端に位置していた。この組み合わせの由来は、『奇面組』の女の子キャラクター(河合唯&宇留千絵)に2人が似てたからとか、たまたま帰る方向が一緒だったからとか諸説あるが、いずれにせよ、ノリの軽いおニャン子だからできた、大胆なコンビネーションといえる。
そして、楽曲にも遊び心がいっぱい。”うしろゆびさされ組”というユニット名で「うしろゆびさされ組」という曲を出したのに始まり、「バナナの涙」「象さんのすきゃんてぃ」「渚の『…』」「技ありっ!」「かしこ」というタイトルだけでもうかがえるように。<バナナんぼー>だの<かっことじとじ>だの<シュポポポ>だの<かしこ・しこか・かしこ・こかし>だの、ナンセンスなフレーズもふるってる。一方で、性的なダブル・ミーニングもこめられていたり。それを2人が無邪気に歌ってるのが、また何とも……。
「おもちゃ箱をひっくり返したような」という比喩があるが、うしろゆびの真髄はまさにソレ。そういった意味で、1stアルバム『ふ・わ・ふ・ら』は、アイドルのアルバムとして非常に完成度が高い。ちなみに、陣内孝則が「天使のアリバイ」という曲の詞を書いてたりもする。 (斉藤貴志)

うしろゆびさされ組の関連ワード
制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版