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Toots and the Maytalsの情報

(トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ)

パンク/ロック/2トーン・スカ、さらに現在のサード・スカ・ブームまで——ジャマイカン・ミュージックが他のジャンルに与えた影響は計り知れない。クラッシュ、ローリング・ストーンズ、スペシャルズらがその顕著な例だが、多くのジャマイカン・ミュージシャンの中でもボブ・マーリィと並んで絶大な影響力を誇っていたのが、トゥーツ&ザ・メイタルズだ。
スカ創世期より活動を開始した彼らは、様々なプロダクションに多くの作品を残した。アメリカンR&Bに影響を受けたリード・ヴォーカル、トゥーツ・ヒバートのエモーショナルなヴォーカルから繰り出される、ダンサブルでゴキゲンなスカ・ナンバーは、現在でもその輝きを失わないエバーグリーンな名曲ばかり。ロック・ステディ期にはトゥーツがマリファナ売買の罪で投獄され一時音楽活動を停止するも、出所後は自らの囚人ナンバーであった「54−46・ザッツ・マイ・ナンバー」(ファースト・レコーディングでは、「54−36」となっている)でヒットを飛ばし、その後も「プレッシャー・ドロップ」「モンキー・マン」などがイギリスでも大ヒットを記録する。しかし何と言っても、彼らの最大の功績は「レゲエ」という音楽/言葉を生み出したことであろう。レゲエの語源には諸説あるが、一般的には彼らの作品「ドゥ・ザ・レゲエ」という曲が転機になったといわれているのだ。この曲は、それまでのロック・ステディのスタイルに比べて、さらに様々な楽器が複雑にからみあい、バック・ビートが強調されている。このエポック・メイキングな曲がリリースされて以降、ジャマイカン・ミュージックはまた一歩新たなる道を進んでいくことになったのである。

制作協力:
OKMusic

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