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62年6月25日、ニュージーランドに生まれたティム・フィンは独特のくぐもった声質をもつヴォーカリストであると同時に才能溢れるソングライターだ。
彼がまだスプリット・エンズというバンドに在籍中(85年にバンドは解散)に、<A&M Records>より発表した初のソロ・アルバム『Escapade』は、オーストラリアの83年トップ・アルバムに輝く。「Fraction Too Much Friction」「Made My Day」「Staring At The Embers」を収録した本作には、ビートルズ・ライクな極上のメロディアス・チューンが並んでいる。
85年にリリースされた2ndアルバム『Big Core』は、プロダクションに懲りすぎてしまった結果、彼特有のきらめくメロディや歌はややなりを潜めたが、3rdアルバム『Tim Finn』はネイティヴな打楽器も導入した高クオリティなポップ作品だ。
91年には彼の弟であるニール・フィン率いるクラウデッド・ハウスへ加入。しかし翌年、クラウデッド・ハウスが『Woodface』で国際的成功を得た後、ティムは再びソロ活動へ——。すかさずリリースされた『Before & After』は、2週間の豪ブルー・マウンテン滞在時にインスパイアされて制作した作品で、『Woodface』のレコーディング時に行われた兄弟セッションも2曲収録。ゲストとして特別にアンディ・ホワイトとリアム・オメンリー(ホットハウス・フラワーズ)が参加したことでも話題を呼んだ。
95年には、弟ニールとのユニット"フィン"の活動を再開し、同時にリアム・オメンリーとアンディ・ホワイトと"ATL"を結成している。

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