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チャンネル・ワン・スタジオのセッション・バンドとして、76年に結成されたレボリューショナリーズ。メンバーは、スライ・ダンバー、ロビー・シェイクスピア、アール・リンド、アンセル・コリンズらを中心に、一流ミュージシャンが顔を揃え、時にロイド・パークス、スカリーらが加わることもあった。またホーン・セクションには元スカタライツのトミー・マクック、ドン・ドラモンドの息子、ヴィン・ゴードンら強力な布陣が名を連ねている。
グループは瞬く間にジャマイカ中で大評判となり、ミュージック・シーンでトップの座に君臨——スライ・ダンバーの生み出した革新的なドラミングのおかげで、数々のヒット曲をサポートした。その中には、マイティ・ダイヤモンズの「Right Time」、ジュニア・バイルズ「Fade Away」、ジョニー・オズボーン「Kiss Somebody」、デリンジャー「CB 200」といった70年代を代表する曲が勢揃いしている。彼らの人気に驚いた他のスタジオも競って彼らのスタイルを模倣し、こぞってスタジオ・ワンのクラシック・リズムを取り入れたことは酷評されたものの、リスナーはこれを支持し、好調なセールスを記録した。
また、レボルーショナリーズは『Vital Dub』『Negrea Love Dub』など多くのダブ・アルバムも制作し、多くの熱狂的なファンを獲得。だが、スライ&ロビーがピーター・トッシュのバックに誘われたことからグループは解散し、残りのメンバーはバニー・リーのアグロヴェーターズへ流れていった。

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