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The Melodians

(ザ・メロディアンズ)

ロック・ステディ〜レゲエへの過渡期を語るうえで、決して欠かすことのできない重要なコーラス・グループ。ブレント・ダウ、トニー・ブレヴェット、トレヴァー・マクノートンによって結成された。60年頃からジャマイカのアマチュア・タレント・コンサートで歌い始めたが、彼らに初レコーディングのチャンスが訪れたのは66年の4月。だがコクソンの<スタジオ・ワン>で4曲レコーディングしたものの、結果的に発売されたのは2曲だけだった。
67〜68年には、デューク・リードの<トレジャー.アイル>に移り、現在でも歌い継がれるロック・ステディの名曲をリリース。——これが大ヒットし、グループは一気に表舞台へと飛躍する。職人芸とも言うべき寸分たがわぬ緻密なハーモニー・ワークは「You Don’t Need Me」「I Will Get Along」「I Caught You」「Come On Little Girl」らのヒット曲で遺憾なく発揮されている。また、ソニア・ポッティンガーの元で、ジャマイカのナーサリー・ライム(伝承童謡)を元ネタにした「Little Nut Tree」、さらに「Swing And Din」の2大マッシヴ・ヒットを輩出。翌年にはプロデューサー、レスリー・コングとのコラボレーションに着手し、第一弾としてリリースされたシングル「Sweet Sensation」で世界的な成功への一歩を踏み出したのである。
続くルーツ・レゲエ・テイストのシングル「Rivers Of Babylon」は、イギリスだけで7万5000枚を売り上げたと言われているが、その後、リー・ペリー、ハリー・J・ダイナミックなどのプロダクションでレコーディングを重ねるも、グループは74年に解散。ブレント、トニーはそれぞれソロに転向したが、何度か再結成をしてはレコーディング/ライヴを行っている。

制作協力:
OKMusic

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