> The Lovin’ Spoonful

The Lovin’ Spoonful

(ザ・ラヴィン・スプーンフル)

もし、タイムマシーンがあったなら、行ってみたい時代がある。それは60年代中期ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ。ボブ・ディランを生み出したフォーク・シーンが形成されていたことでも有名なこの場所で、第二世代ともいえるジェームス・テイラーやピーター・ゴールウェイがギター・リックを交換しあったり、ダニー・クーチやジェイク・ジェイコブスなどがコーヒー・ハウスにタムロしている姿が見れたら最高だ。
そんなヴィレッジ・シーンの牽引車となったのがラヴィン・スプーンフル。65年にジョン・セバスチャンを中心として結成されたこのフォーク・ロック・グループは、フォーク/ブルース/カントリー/ジャグなどのルーツ・ミュージックをポップにロック化してみせた。そう、あくまでもこの”ポップ”というのがポイント。「Do You Believe in Magic?(魔法を信じるかい?)」や「Daydream」といった大ヒット曲に象徴される、口ずさみたくなるような人懐っこいメロディが、これらのナンバーを現代までも聴き継がれる名曲たらしめている。そして、セバスチャンのほのぼのとした歌声も、このヘブンリーな音世界を構成する重要な要素。それらが絶妙に溶け合ったマジカル・コネクションには、ウットリするばかり……。ほんと、幸せな気分にさせてくれる”グッド・タイム・ミュージック”だ。

制作協力:
OKMusic

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