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グラム・パーソンズ研究家としても知られるシド・グリフィン率いるロング・ライダースは、80年代のペイズリー・アンダーグラウンド・シーンから登場した。このマッシュルーム・カットの4人組は60年代のバーズを思わせるようないでたちで、他のネオ・サイケデリック・バンドたちと一線を画し、バッファロー・スプリングフィールドやフライング・ブリトゥ・ブラザースに影響を受けた、パンク世代のフォーク/カントリー・ロックを展開した。
アルバムにはジーン・クラーク(元バーズ)やデヴィット・ヒタルゴ(ロス・ロボス)が参加、軽やかなアコースティック・サウンドとともにバーズを彷彿させるハーモニーをパンキッシュなビートに乗せ、ルーツ・ロックに新たな息吹を吹き込んだ。しかし絶対的な人気を得ることができず、3枚のアルバムを残して解散。——その後リーダーであったシド・グリフィンは、コール・ポーターズを結成、現在も活動中である。

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