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The Heartbreakers

(ザ・ハートブレイカーズ)

ニューヨーク・ドールズを脱退したギタリスト、ジョニー・サンダースが結成した最高にイカす! ロック・グループ、ハートブレイカーズ。ごく初期には、N.Y.パンクのカリスマ、リチャード・ヘル(b&vo)も在籍、その後彼の代表作となる「ラヴ・カム・インスパーツ」もレパートリーにしていた。が、個性の突出したジョニーとヘルの間には軋轢が生じ、やがて分裂。ヘルは自身のグループ、ヴォイドイズ結成へ、ジョニーはドールズ時代の盟友ジェリー・ノーラン(dr)と、ビリー・ラス(b)、ウォルター・ルー(g&vo)という布陣で、ハートブレイカーズ唯一にして最高傑作のオリジナル・アルバム『L.A.M.F.』(通称ラムフ)を77年にリリースする。——そう、77年と言えば、イギリスがパンク・ロック一色に覆われていた時代。N.Y.からロンドンへ拠点を移していたハートブレイカーズも、そんなムーヴメントに呼応するかのごとく、荒々しいギター・リフを主軸にしたナンバーをプレイ。70’sパンクのマスターピースと呼ぶにふさわしいこの作品には、後にジョニーがソロとなってもずっと演奏される「チャイニーズ・ロック」「ボーン・トゥ・ルーズ」といった珠玉の名曲が収められた。
以降、グループはライヴ中心の活動を展開していく。しかし、ジョニーは薬物常用に加え、多量のアルコール摂取による泥酔状態のままステージに立つこともしばしば。ギター・ソロをトチったり、1フレーズごと弾くのを忘れたり……(それでも、カッコイイんだ!)。そんな姿に他のメンバーは苛立ちを覚え解散。そして、ジョニーはソロの道へ——。

制作協力:
OKMusic

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