The Ethiopiansの記事一覧

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レオナルド・ディロンの味のあるヴォーカルに裏打ちされたエチオピアンズは、ジャマイカでもっとも多作なコーラス・グループのひとつである。パーカッションや自らのカルチャーを意識したサウンドを曲作りにもち込み、スカ、ロック・ステディ、ルーツ・レゲエといった音楽の定義を明確に表した。彼らは60年代〜70年代にかけて大量の7インチ・シングルをリリースしており、巨匠リー・ペリーやデューク・リード、コクソン・ドットらの手によるバック・トラックが3人(後に2人となる)のコーラスを彩った。ディロンのコンシャス・リリックは聴く者の心の扉を開き、ファルセットで歌われるフレーズと極上のメロディは、レゲエの中でもっとも惚れぼれするような美しいサウンドのひとつだといえる。

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