> the Congos

the Congos

(ザ・コンゴス)

セドリック・メイトンの甘くスムースなファルセット・ヴォイスと、ロイデル アシャンティ ジョンソンの力強いテナー・ヴォイスのコンビネーションで、コンゴスはジャマイカのヴォーカル・グループの素晴らしさを余すところなく実証している。『ハート・オブ・ザ・コンゴス』は、まさにレゲエ史上に残る傑作のひとつであり、おそらくリー・ペリーがプロデュースした中でも最高の出来栄えだろう。熟練のバック・コーラスがゆるやかなハーモニーをかたづくり、ヘヴィなドラム・ビートとゆらめくルーツ・リズムが重なり合う——それだけで、完璧にヤラレるサウンドの出来上がりだが、さらにメイトン&ジョンソンのスロー・ヴォーカルがバイブルとラスタのチャントを口ずさみ、リスナーを恍惚の世界に引き込んでいくのだ。ある時期、リー スクラッチ ペリーはドラッグでメチャクチャになり、レコーディングもおぼつかなかったが、そんな状況の中スライ・ダンバーやアーネスト・ラングリン、グレゴリー・アイザックスといった錚々たるメンツがしっかりとサポートしたのだ。コンゴスは現在でも、新しいメンバーで70年代の全盛期を思わせるようなレコーディングやライヴを続けている。

制作協力:
OKMusic

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