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The Bar-kays

(ザ・バーケイズ)

67年12月9日、オーティス・レディングを乗せた飛行機がマディソン州モンタナ湖に墜落。彼は二度と帰らぬ人に。悲劇だが、彼のバック・バンドを務めていたバーケイズも6人中4人のメンバーを失うことになってしまう。
<STAX>のハウス・バンドとしてそのキャリアをスタートさせたバーケイズは、60年代に傑作パーティー・チューン「ソウル・フィンガー」を大ヒットさせた男女混交のグループ。だが、順調にスター街道を走り出したものの、前述した飛行機事故により活動停止を余儀なくされてしまう。
しかし、残ったメンバー、ジェイムズ・アレキサンダーがバンドを再編し、破壊力のあるディストーション・ギターの鳴りを備えたブラック・ロック路線へとグループはその歩みを進めることに。その後、アイザック・へイズのヒット曲「シャフト」をもじった「サン・オブ・シャフト」というヒット・ナンバーを生み出し、歴史的イべント『ワッツ・タックス』にも出演——ブラック・ロック・バンドとしての存在を大いにアピールしたのだ。
70年代後半を迎えるとグループはよりファンク色を強め、<STAX>時代に培ったバンド・アンサンブルをベースに、キャメオ/リック・ジェイムズ/プリンスといったような時代時代のトレンド・セッターたちのスタイルを取り入れつつ、カメレオンのようにどんどんとサウンドを変貌。移り変わりの激しいR&Bシーンを生き抜いてきた。また、96年には来日を果たし、その健在っぷりを極東の地にまでアピールしてもいる。
それにしても03年にしてこんな快作『リアル・シング』をリリースするとは、恐れ入ります……。

制作協力:
OKMusic

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