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TH eROCKERS

(ザ・ロッカーズ)

いまや役者として名を馳せる陣内孝則が、”歌うたい”として最高に輝いていた頃(マジで心底カッコよかった!)に率いていたのがロッカーズだ。博多出身のこの5人組はマシンガンのようなビートと簡潔で歯切れのいいR&Rナンバー、派手なルックスを武器に”めんたいビート”ムーヴメントの一端を堂々と担っていた。
80年にアルバム『フー・ザ・ロッカーズ』でメジャー・デビュー。60’sブリティッシュ・ビートとラモーンズが交配したような、スピーディかつポップ感覚満載のこのアルバムは、一発録りのため相当に荒削りではあるが、そんなことお構いなしの高揚感に満ちている。ライヴで必殺ナンバーとして盛り上がった「キャデラック」「SHOCK GAME」などは必聴モノといえるだろう。
『COME ON』『SHAKIN’』『HANKY PANKY』(以上すべて81年)と立て続けにアルバムを発表するが、鶴川仁美(g)、穴井仁吉(b)が脱退——後任メンバーを迎えて活動を続けたが、結果的には82年に解散してしまった。その解散寸前に公開された石井聰互監督の映画『爆裂都市(BURST CITY)』(81年)には、バトルロッカーズなるバンドの一員として陣内、鶴川が出演している(ルースターズの大江慎也、池畑潤ニらも参加)が、このサントラ盤に収められた「セル ナンバー8」「フラストレーション」といった息つく間もないようなナンバーからも、当時の彼らがいかに世間を蹴散らしていたかが窺いしれるはずだ。

制作協力:
OKMusic

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