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Suzanne Vega

(スザンヌ・ヴェガ)

スザンヌ・ヴェガは、86年『街角の詩』によりシーンに登場した。容姿は、文学少女を彷彿させる内省的なイメージ。アコースティック・ギターを抱え、どこか冷めた視点で綴られた詞を淡々と歌い上げる姿が注目を集め、ネオ・アコースティックの新星として台頭した。
翌年には、ロス・ロボスやシェリル・クロウとのスタジオ・ワークで知られるミッチェル・フルーム(元夫)をプロデューサーとして迎え入れ、『孤独(ひとり)』を発表。フルームが得意とする、打ち込みやループを多用したサウンド・プロダクションによって、無機質で殺伐とした世界を築いた。なかでも、虐待される少年のことを綴った「ルカ」、ア・カペラで歌われる「トムズ・ダイナー」は、享楽的な80’sミュージック・シーンにおいて異彩を放ったのである。
その後の作品においても、洗練されたメロディ、現実を鋭く捉えた詞、青白いオーラを醸すような歌声は魅力に満ち、現代アメリカを代表する気鋭シンガー・ソングライターと成っていったのは周知の通りだ。

制作協力:
OKMusic

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