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“ミスター・ロマンティック”ことスティーヴン・ビショップ。76年にリリースしたデビュー・アルバム『ケアレス』には、アート・ガーファンクル/ラリー・カールトン/エリック・クラプトンといった錚々たるミュージシャンが大挙し、メロウ&スムージーな名盤が作り出された。そのアルバムからシングル・カットされた「オン・アンド・オン」のヒットにより、彼の人気は決定づけられたといえよう。
そして78年、AOR史上もっともロマンティックなアルバム『水色の手帖』を発表。甘くまろやかなヴォーカリゼーション、メランコリックなメロディ、情感に満ちたストリングス・アレンジの3要素が、シックかつエスプリの効いた音世界を生み出した。
それ以降も多くの映画スコアなどを手がけたスティーヴン・ビショップ。79年『トッツィー』のサントラから「君に想いを」がヒット、85年には『ホワイト・ライヴス』に書き下ろした「セパレート・ナイツ」(マリリン・マーティンとフィル・コリンズによるデュエット・ナンバー)が全米No.1を獲得した。この成功をきっかけに、彼はコンポーザーとしても高い評価を得たのである。

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