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Sonny Clarkの情報

(ソニー・クラーク)

派手なアドリブをカマすわけでもなく、超絶なテクニックを誇るわけでもない。でも、ジェントルなタッチのプレイを聴いていると不思議と和んでしまう。ソニー・クラークはそんなピアニストである。
4歳でピアノを弾き始め、6歳にしてラジオに出演していたというからかなりの早熟な天才だったのだが、表舞台に立つのは57年にジャズ・シンガー、ダイナ・ワシントンの伴奏を務めたことがきっかけ。その後、名門レーベル<ブルーノート>のハウス・ピアニストとして活動しながら、並行してソロ作も吹き込んでいった。なかでも有名なのがデビュー作『Cool Struttin'』。ジャッキー・マクリーンやアート・ファーマーらの好演とクラーク自身の哀愁を帯びたトーンのファンキーなプレイが相まって、現代でも50年代ハード・バップの名盤として数えられる作品だ。
こうした名演を残しながらも、私生活の方ではクラークは幸せな人生を送ったとは言い難い。過剰な麻薬摂取がたたって、なんと31歳という若さで亡くなってしまったのだ。そんな悲劇がまたこのピアニストに思い入れさせる要因。海外での評価は意外と低いが、判官びいきの日本では特に人気が高いアーティストである。

制作協力:
OKMusic

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