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SNFU

(エスエフエヌユー)

D.O.A.と並び、カナダを代表するパンク/ハードコア・バンドがSNFUである。バンド名は”Society’s No Fucking Use”の略だが、SNFUという呼び方以外が使われることはほとんどない。結成は81年で、活動拠点は西海岸のヴァンクーヴァー。わりとアメリカ国境と近い都市だったゆえ、初期のころからカリフォルニアのパンク/ハードコア・シーンと関係が強かった。
単独作のリリースは、数枚のコンピレーション盤に参加したあとの85年。カリフォルニアのユース・ブリゲイドのメンバー主宰のレーベル<BYO>からの、1stアルバム『…And No One Else Wanted To Play』であった。翌年には、2ndの『If You Swear, You’ll Catch No Fish』を発表。レコーディング場所はトルコのイスタンブール……とクレジットしてしまうところがSNFUのグレイト・センスである。ギター2本ならではの音の味と軽妙なヴォーカル。歌詞だけでなく音にもウィットが効いており、多少メロディアスだったりもするが曲の展開もひねりがあり、どこもかしこも微妙に屈折しているのだ。ちなみにSNFUのアルバム・タイトルは、必ず7つの単語で構成されている。その後、88年には3rdの『Better Than A Stick In The Eye』をリリース。そして、90年代に入ると<EPITAPH>からアルバムを出していき、一層メロディックになったサウンドが聴ける。そして00年には、元デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラ主宰の<ALTERNATIVE TENTACLES>からEP『The Ping Pong EP』を出した。 (行川和彦)

制作協力:
OKMusic

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