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第五世代のロックンロール・バンド——ジグ・ジグ・スパトニック。彼らは、元ジェネレーションXのトニー・ジェームス(space guiter)を中心に、マーティン・ディグビル(vo)、ニールX(g)、レイ・マフュー(dr)、クリス・レイ(dr)から成るグループだ。
ショッキング・ピンクのやしの木ヘアーや金髪のスパー・リーゼント、そしてベースボールやアイスホッケーのプロテクターやマスク、原色のビニール・パンツをアレンジしたド派手なファッションでシーンに登場。コンピュータ・プログラミングとエレクトリック・ギターがバトルするスペーシーなパンク・サウンドを豪快に展開し、一躍「キワモノ」として(?)注目を集めた。エレクトロニック・ディスコの奇才、ジョルジオ・モロダーをプロデュースに迎えたデビュー・シングル「ラヴ・ミサイルF-11」(86年)は、UKチャートでNo.1を記録。また、映画『時計じかけのオレンジ』『2001年宇宙の旅』『ブレードランナー』といった映画のエレメントが満載のウルトラ・ヴァイオレンスなプロモ・ビデオも話題となった。
すべりだしは快調だった彼らだが、数枚の作品をリリースした後、自然消滅……。日本ではかの布袋寅泰のフェイヴァリット・グループとしても知られ、90年代半ばに一度企画盤も発売されたが、最近はまったく噂を聞かない。——と、青天の霹靂。02年6月に突如の来日公演を敢行し、7月にはなんと新作もリリースされる。

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