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加藤真一

(カトウシンイチ)

驚き——日本でもこんなベースを弾ける人物が! 北海道の澄みわたった空気を吸い込み、純白の雪をみて育った男が、ウッド・ベースを抱えて疾走中。冬の空気を思わせる乾いたトーンで、つららのような透明感をもつ美しいベースを聴かせてくれる。君もベーシストなら冒険的ベース・ソロ・アルバム『オールド・ダイアリー』(99年)を聴こう。全てオリジナル曲で構成されたこのアルバムでは、加藤とベースとの“心の会話”が感じとれる。また、『サムシング・クローズ・トゥ・ラブ』(94年)では息をつかせぬ超絶技巧ギタリストのマイク・スターンも参加している。
58年生まれの彼は年齢的に中堅ベーシストといっていいだろう。92年からグリーン・カードを取得、4年間N.Y.で「下層階級の暮らし」(本人談)を経験。本場の厳しい環境に耐えながら自分を磨いていったその姿/根性/真剣さが伝わってくる演奏は、生ぬるい環境で甘えている我々を叱咤激励する。

制作協力:
OKMusic

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